「キングオブコントの日」直前までの記録

とある理由で『キングオブコント2022』の感想文を日記形式で書いていたのですが、ちょっと内容量が規定の文字数を大幅に超えてしまうため、前半の日記部分を削ることになりそうなんですね。でも、それをそのまま削除してしまうのも勿体無いので、ここで公開して供養しようと思います。ただ、後で思い直して、やっぱり使おうということになるかもしれませんけれど。……使わないかな、コレだけで1500字あるもんな。

◆午前九時半、目が覚める。◆そのまま起き上がらずに、布団の上で寝そべりながらスマホチェック。『水道橋博士のメルマ旬報』で杉江松恋、スージー鈴木、丸屋九兵衛の連載記事を読む。先日、水道橋博士の参院選当選を機に廃刊が発表された『メルマ旬報』において、三人の記事を読めるのもこれが最後かと思うと寂しい。◆午前十時、起床。買い置きしていたスーパーカップ(しょうゆラーメン)にお湯を注いで、妻と食べる。特に美味しいというわけではないのだが、子どものころによく食べていたせいか、たまに無性に食べたくなる味だ。◆午前十一時、食器の片付け、洗濯、布団の片付け、などなどの家事手伝いをこなす。結婚当初から、夫婦で生活する上で、なんでもかんでも家事を妻に押し付けるのではなく、出来るだけのことはやっていこうというスタンスで行動している。ただ、それは「二人で協力して生きていくため」というよりも、「そのように振る舞っている方が世間体が良いため」というニュアンスの方が、自分の中では強いような気もする。その微かな捻じれが、いつか爆発する日が来るのではないか、とも思わなくもないが、さておき今は日々の暮らしをこなすばかりである。◆正午、特にやることもなかったので、かつてネット大喜利に熱を入れていた十年以上前に書いたショートショートをリメイクして、noteで公開する。昨今、こういったものを「黒歴史」として突き放す考え方が一般的になっているが、そういうことをしていた当時の自分をも突き放しているような気がして、個人的にはあまり好きではない。そんな自分を経た上で、今の自分である。◆午後二時、『お笑いの日2022』オープニングだけをチェックしてから、外出。近所のこがね製麺所で、遅めの昼食として温玉ぶっかけうどんを食べる。何度食べても飽きない。そのままドラッグストアやスーパーマーケットへと立ち寄り、必要なものや不必要なものを買い集める。移動中、radikoのタイムフリー機能で『1967年10月2日 オールナイト・ニッポンが生まれた日』(2022年10月2日放送)を聴く。オールナイトニッポン放送開始55周年を記念した特別番組で、放送開始時のパーソナリティの一人である斉藤安弘(アンコーさん)が出演。様々な関係者の証言を元に、番組のテーマソングが『Bittersweet Samba』に選ばれた本当の理由、ザ・ビートルズの“新曲”の音源を獲得するために奔走した記憶、初代パーソナリティたちの思い出などが語られていた。◆午後四時半、帰宅。スポーツウェアに着替えて、一時間ほどエアロバイクに乗る。運動後、洗濯物を取り込み、畳む。◆午後六時、近所のほっともっとで妻が買ってきた弁当を二人で食べる。食事中、YouTubeでオモコロチャンネルの最新動画を見る。「君はジャイアンになれるか!?「俺は母ちゃんの奴隷じゃねぇっつうの選手権」」。レギュラー出演者の五人がジャイアンになりきって、母ちゃん役のかまど氏による「奴隷」っぽい言葉をイメージさせるフリを受けて、ジャイアン役の面々が、例えば「俺は母ちゃんの「保冷」じゃねぇっつうの!」というようなツッコミで切り返す企画だ。つまるところは単なるダジャレ企画なわけだが、そのうちかまど氏以外の面々もフリを始めるようになり、無作為に言葉遊びの応酬が繰り広げられる混沌とした状況へと発展。結果、各メンバーの魅力的なキャラクター性と言葉への執着心が随所に滲み出た、とても見どころの多い回だった。このスタイルを突き詰めていけば、いつかオモコロチャンネルは『笑点』の枠を奪えるかもしれない。食後、入浴。◆

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