今回も、クラウドソーシング経由で契約させていただいたクライアントのお話です。

当時にしては報酬もよく、クライアント側のスタッフの皆様も親切で楽しく、「お手伝いできてよかった！」というケースです。

*このお話は私が実際に体験した実話ですが、特定を防ぐため、若干ぼかして書いています。

1.D社 募集条件

この「1日1時間程度、月2万円」は、結構ざっくりしているので私はあまり好きではありません。
そのため、応募時に経歴と一緒に希望報酬額を「時給1,000円」とお伝えしました。

お金は、大切ですよね！

まだZOOMがなかったため面談方法Skype。
その頃、「時給1,000円のお仕事」は私にとって「お宝案件」でした。

今回も応募多数だったようで、採用テストを受けることに。
動画を見て、メルマガ文書を作成するというもので、テストの合否に関わらず1,000円が支払われるという条件でした。

今はNGかもしれませんが、当時はテストは無償の場合が多いこともあったので、とても誠実なクライアントと感動しました。

何度も動画を見て、そのクライアントのHPも確認し、時間はかかったもののテストを提出→合格となりました！

が、テスト報酬1,000円は作業量に対して見合わなかったです。
しかし、とても良いクライアントで、今後継続的にお仕事させていただきたい思ったので課題への取り組みは、とにかく必死でした。

2.最初の仕事

早速依頼された業務は、メルマガ作成。
2週間に1回程度、5分程度の動画2本について、メルマガ作成するというものでした。
「過去に作成されたメルマガ内容を参考に作ってください。」とのこと。

その動画はスピリチュアル系なので、そっち系に興味がない私は最初なかなか頭が働かず困りました。

最初の3,4本は本当に時間がかかってしまいました。
納期も「依頼から2、3日程度」と決まっていたため焦ることも。

しかし、段々と慣れてきたのか、お預かりした動画を楽しく拝見しつつ、メルマガ作成、という流れになったので、我ながら順応性の高さにびっくりした記憶があります。

3.名刺入力

同時に「名刺入力」のご依頼をいただきました。

今回は「名刺フォルダーを私の方で購入してほしい」とのこと。
対象は50枚程度だったので、フォルダーはAmazonで購入し、猛烈な勢いで入力、納期よりも2,3日早く完了できました。

やはり、納期が早いほうが喜ばれますし、信頼度もグッと上がると思ったからです。

クライアントの皆様もとても喜んでくださり、クライアント様の著書をお送りいただきました！嬉しい！

「業務を進めるに当たって、協会のことを知ってほしいから」とのこと。
わざわざ郵送代をかけて送ってくださったことに、感動しました。
そして、もっとお役に立てるよう、頑張ろう！と。

4.その他の業務

その他、協会会員の皆様のお問い合わせ対応、リスト作成など、従来対応されていた業務を引き継ぐ形で対応させていただきました。

しかし、結構非効率な作業をされているように思ったので、もっとスピーディーに完了できるような提案もして、採用いただくなどしました。

私は、作業効率化するためにプログラミングや小難しい関数は使いません。
理由は、もし私が契約終了などして業務が他の方に移った場合、その作業を他の方ができなかったら意味がないからです。

特にExcelデータの場合に多いですが、複雑な関数、マクロを組んでいるデータを引き継いで、困った経験があります。

そのため、小難しい設定にした場合はしっかりマニュアルを作り込むか、引き継ぎを動画にして渡すなど、心がけています。

5.コミュニケーションツールに困る

「これまでも使っているから」ということだったので仕方ないのですが、業務依頼などのやり取りはFacebookのメッセンジャーを使っていました。

私はいまだにFacebookやメッセンジャーが苦手です。
むしろ、キライ（笑）

簡単にやり取りするなど手軽さはありますが、使いにくく感じます。
既にChatWorkなどを利用していたので、尚更そう思いました。

6.どのくらい契約していたか？

結局、半年くらい継続契約が続きましたが、クライアント側で現地採用されたスタッフが入られたとのことで、引き継ぎ後、契約終了となりました。

「お陰様で、マニュアル整備ができ、業務も効率化できて助かった！」と喜んでいただいたのが何よりの報酬でした。

格好つけるわけでは無いですが、こういう時に「報酬以上の喜び」があります。

オンラインアシスタントをやっていて、本当に良かったと感じます。

クラウドワークサイト上の評価も良かったですし、さらなる発展をお祈りし続けたいクライアントでした。

7.今回学んだこと

愚直に真面目に対応すれば、良い結果が得られる、という案件でした。

スピリチュアル系ということもあり、スタッフの皆様も優しい方ばかり。
自ずと私もそれに応えよう！と思い業務を進めました。

どうせならば、お互い気持ちよく仕事したいですよね。
他の仕事でちょっとイラッとしたとしても、ちょっと深呼吸して丁寧に対応しようと、気持ちを新たにしました。