*このお話は私が実際に体験した実話ですが、特定を防ぐため、若干ぼかして書いています。

「オンラインアシスタントとして仕事をしたい！」という人たちを募集する会社は結構あります。

その中でも、当時広告をバンバン打っていたA社がありました。

ちゃんと組織化されていて、実績を上げればリーダー職になり、部下も持ちながらもっと上の役職を目指せるというもの。

そして、希望すればPCも貸与される...！

当時の私は低スペックなPCを使っていたので、これと併せて貸与PCを使いながら仕事がしたいと思い、このA社に登録しました。

履歴書などを送り、説明会、Officeソフトを使ったテストなどを経て、1ヶ月後、ようやく採用いただきました。

貸与PCも希望した更に約1ヶ月後、自宅にPCも届いて業務開始。

とはならず、今度は「事前ガイダンス」ということで業務に入る前の色々なレクチャーがあるとのこと。

で、パソコンを開いたら…

全部英語のアプリじゃないですか！！！！

焦ってPC上のアイコンをチェックすると、ギリギリChatWorkを発見。
ブラウザはChromeやIEで良いものの、仕事で使うらしいアプリが全部英語名。

その他いくつかアプリを開いてみるも、何一つ見たことがないし、何に使うかわからない....！

これは…

暗　雲　が　立　ち　込　め　て　き　ま　し　た　よ！　

幸いなことに、レクチャーをしてくださった方は数年業務に携わっているベテランの方でした。

「最初はツールに慣れるまで時間がかかるけど」とは言っていただけたものの、2、30あるツールが全て初見＆海外産アプリとは思いもよらず。

他のオンラインアシスタントの会社でも仕事を請け負っていましたが、ここまで「まるっ」と新しいアプリを使うのは初めてで、びっくりしました。

ようやく数時間かけてレクチャーしていただき、混乱したまま研修修了。

その後、お仕事自体はチャットアプリ上で掲載されているので、自分ができそうであれば挙手してGETするスタイルとのこと。

しかし、そのチャットツールも色んなスレッドが乱立していて、どこからどう見てよいのやら。
そしてすごいスピードでチャットが流れていくので、読んで理解するまでに相当時間がかかる。

そうこうしている間に、私の所属したと思われる部署のボスから「◯◯と◎◎と、くぁwせdrftgyふじこlp…のスレッドに参加しておいてください！」とせっつかれたり。

稼働時間を入力するツールも独自のシステムを使用しているので、正しく入力されているか、入力漏れは無いかなど、これもまた時間のかかるものでした。

１件数円の入力業務を行うこと１ヶ月。
申し訳なく思いつつ、私はこの会社との業務提携を解除させていただくことになりました。

理由としては、以下です。

人によって合う、合わないがあると思うのでなんとも言えませんが、今回の会社は、私には不向きでした。

そして、ボスが厳しい。
文字チャットでのやり取りのため、淡々と内容を書かれると高圧的に感じるのですよね。

A社ではたくさんの方が働いていらっしゃるので、問題なくこなせる方はいらっしゃるとは思います。
しかし、労力に対して報酬が見合っていなかった事がとても大きかったです。
特に使用ツールは数年経った今、思い返しても使い方がわからないと思います。

契約終了に際し、お役に立てなかったことのお詫びをしつつ、契約解除手続きを行うことに。
貸与PCの返却なども早急に手配して、その旨担当者へ連絡したのですが、全く返信無しでした。

きっと、そういうところも、私には合わなかったんだと思うようになりました。

「オンラインアシスタントを募集している会社はたくさんあるから、次いこう！」くらいの気持ちでいたので、改めて他の会社を探すのでした。