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第13回 読書の技法 著者 佐藤優

はじめに

今週はあまり成果がなかった。毎日やっていた案件、やることリストの確認ができていない。内省も続いておらず、明日からはきっちりと行っていこう。

読書の仕方、方法はユーチューブで中田敦彦が紹介していた方法を参考にこのNOTEに投稿する形でアウトプットする形をとっていたが、実際他にどのような読書方法やポイントがあるかをそもそも勉強していなかったと思い本書を取り上げることにした。著者は、外務省を裁判で、有罪判決を受け退職するという異色の経歴を持つ作家。月平均300冊読む著者が実践している読書方法や、経験などをまとめている。はじめにで著者は、これまでの終身雇用の形は終了が迫っていること、食うか食われるかの弱肉強食の時代に知は力であると述べている。私の上司は知識は礼儀ともいっている。きっとこれから先この本に出会えたことでたくさんの知識を習得できるようになり人生がさらに好転していくはずだ。

①どのようにたくさんの本を読んでいるのか

著者は、月に平均300冊、多い月では500冊も読書するとのこと。この情報だけ聞くと何か特殊能力を持っているのかと思われるが、ちゃんとした仕組みがありそれをやっているのである。まず本を読む時二つの方法を実践している。一つ目は、速読。二つ目は熟読である。私を含めたくさんの人が本を熟読している。1ページ毎に読むのは時間もかかるしそこまでの情報量がいらない場合もある。この本は丁寧に読むと決めた本著者は月平均5冊ほどだけを時間をかけ読んでいるとのこと。

②熟読の技法

本には、簡単に読める本、そこそこ時間がかかる本、ものすごく時間がかかる本がある。その本を仕分け時間がかかる本は熟読をしていく。具体的な技術は、本の真ん中を読むこと、シャーペンで線を書き込む、ノートにまとめる。これは現在私も行っている。アウトプットするためにインプットしなくてはならないので効率よく頭に入る。

③速読の技法

具体的な方法として著者はまずはじめにとおわりにと目次であらかた伝えたいことを確認し、その中で大切な部分のみをマーカーし、その部分を読み進める。完璧主義は捨てて目的を明確化すること。読みきることが目的ではない。あくまでのその本からなにを得るのかが重要であり100%読みきる必要などないのである。この方法は新聞にも応用ができる。大切な箇所や、関係があるところだけを読みあとは無視する。そうすれば効率よく情報をキャッチすることができる。

④ノートの作り方

いくらたくさんの本を読んでも、結局は定着しない。それはアウトプットしていないためである。人は他人に説明するときその事柄を多く理解する。なぜなら知らなければ他人に説明などできないからである。筆者の場合はノートに種類毎にすぐ引き出せるようまとめ、取り組んでいる。私もノートなどのアウトプットも考えたが性格的に続かない。他人に見られているという緊張感があるNOTEの方が継続しやすくパソコンで打ち込むため書きやすい。そして過去の投稿を見れば引き出せるため効率も良いと思いこのSNS活用している。

⑤時間の使い方

幾度となく朝方人間の優位性について取り上げているが、著者も朝方体質であり、朝に基本仕事は終わらせ午後は流すような作業としているそうだ。読書の方法としては、テーマ毎に分類し、脳を切り替えるであったり、細切れの時間をで読む本読めない本を選別するなどの工夫もしている。やはり時間は有限でありこの時間を有効的に使わなくてはならない。

おわりに

読書の方法については自分自身かなり定着した方法があり、この方法について本書でも重なる部分が多く安心した。学ぶとは真似ることだとテレビで有名な営業マンがいっていたが本を読むことでその方法を知り真似ることができる。私自身本を読み人生が大きく変わりだしたことも実感している。たくさんの本を読みこれからも成長していきたい。

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