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カレー味に見る、ファン心とヲタク心 

醤油せんべい。業界にサラダ味なる塩旋風が巻き起こって幾星霜
各メーカーが新たな味と魅力の研鑽をする中で、昭和に起こったカレーライスブームから発展したカレー味。

塩、醤油、みそ の3元素に新たなフォースエレメントとして存在感を増す。カレーパン、カレー煎餅、カレーラーメン、カレー焼きそば、カレー南蛮、カレー鍋。。。

カレーライスはカレーライスで生スパイスやスープカレーのような発展を遂げていくが、その系譜とは別の「カレー味」はいわば本流からのスピンアウト型。

煎餅好きはお、カレー煎餅おいしいじゃん。と受け入れる。
日清のカップヌードル好きも、プールサイドはなぜかカレー味なんだよねと。新たな味を受け入れる。

ただ別ジャンルであったカレーライスマニアは、それを食うなら、カレーライスを食えと、カレー味が中途半端なものと、反発する。

ファンは、その名の通り、物事を楽しむこと。楽しむ人。
この味もいいよねと美味しいと楽しむ人だ。

対してマニアは、深く研究するがゆえに自分の意見が芽生えてしまい、否定する部分が生まれてしまう。カレーとカレー味の食べ物は別だと線引きしてしまう。

同担拒否なんて、CoCo壱にいって同じ具材の組み合わせをしたら嫌な顔をする、それくらいケツの穴がちいさい。

オタクはケツの穴が小さい。小さいもの。それを自他ともに理解しながら交流をしないと争いしか生まれない。

好きなコンテンツにちょっと似た、別の対象がツボじゃないんだよね。それは構わない。ただ、好きなコンテンツと違うからダメ!という奴は、一生カレー味の食べ物たべちゃだめです。たぶん。

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