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『花束みたいな恋をした』をみて(すぎやまの週報)

すぎやましんたろうです。
今回も週報を書いていきます。

と言いつつもテーマは、タイムリーなものではない。

先日、映画『花束みたいな恋をした』を奥さんと見た。

公開当時とても話題になっていたので、見たかったこの映画。だが都合がつかず劇場で見ることができなかった。
そんな『花束みたいな恋をした』がアマゾンプライムで無料配信をされていることを発見し、念願かなって見ることができた。

感想なのだが、個人的にはすごい考えさせられたし、ドキッと来るシーンもあった。

物語は菅田将暉演じる『麦』くんと有村架純演じる『絹』ちゃんの恋愛。
2人とも漫画や映画などのカルチャーが好きで、趣味が完全一致する。
そんな2人が付き合うようになり、日々を楽しみながらも、けんかやすれ違いなどの壁にぶつかっていくストーリーだった。

いろいろな意味で、リアルに描かれた映画だったと思う。
特にリアルだったシーンを紹介する。

昔と変わらず、漫画やゲームを楽しむ『絹』ちゃんは、仕事で日々つらいことに対峙し神経をすり減らしている『麦』くんにこんなことを言う。

(ゴールデンカムイ)読めばいいじゃん。息抜きくらいすればいいじゃん。

それに対して、『麦』くんは

息抜きにならないんだよ。頭入らないんだよ。パズドラしかやる気しないの。

と返す。

なんてことのないすれ違いのシーンではあるのだが、僕は「めっちゃわかる、、、!」と感じてしまった。
それと同時に、このすれ違いがとてもしんどかった。

僕も考えなければならないことが多くなったり、仕事が忙しくなったりすると、好きだった読書や映画、ゲームが楽しめなくなってしまう。

本当に作業として、ゲームしかできなくなってしまうときがある。

後から考えると、そういう時は本当に心が疲れているんだなぁと感じるが、その時はそんなメタ認知をする余裕すらない。
日々楽しんでいたことを楽しむエネルギーを他のことに使って、ただただやらねばならないことに精一杯になっているのである。

ちなみに、僕は「遊戯王デュエルリンクス」という遊戯王のゲームアプリを6年くらい、ほぼ毎日プレイしている。
こんなに長く楽しく続けているゲームは他にはない。

いつかデュエルリンクスを楽しめなくなる時が来るのかもしれないと思うこともある。

その時はきっと「心に余裕がなくなった」か、
あるいは「大人になった」か、なのだろうと予想している。

それはいい意味でもあるかもしれないし、悪い意味でもあるかもしれない。

どちらにせよ、今楽しめていることも、ずっとその状態が続くわけではない。

花のように、常に水を上げ、愛でていかなければ、枯れてしまうものなのだと思う。

とはいえ、それが大事だからこそ、向き合わなければいけない苦難もあるかもしれない。
だが目的を忘れてしまうと、もともとの目的だった大事なことを失ってしまう可能性だってある。

手段と目的が逆になるとはよく言うが、
それによって、本当に大事なものが枯れてしまう可能性は大いにあるのだと思う。

なんとかそうはならないようにしたい、と考えるも、
具体的な方法はまだ全然わからない。

今週も週報を更新できたので100点!
#毎日100点

P.S.
写真は自宅の最寄り駅にあるラーメン屋さんで食べた「味噌ラーメン」。美味しくてリピート確定でした。引っ越してきて半年以上たつけど、まだまだ未開拓の飲食店がたくさんあって、楽しみが尽きない。

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