見出し画像

『ワンダー 君は太陽』を鑑賞して

感想川柳「見た目より 見る目を変える 素晴らしさ」

前々から気になっていて観てみました。(。_。)φ

ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく…というお話。

すごい話題になったので気になってましたが、『ウォール・フラワー』の監督だったんですね(* ̄ー ̄)実際見たら納得の仕上がりでした。実話ではないですけど、オギーの病気は本当にあって『トリーチャー・コリンズ症候群』。先天性で顔や耳の骨がうまく形成されず、変形してしまう病気。

オギーは『ROOM』で抜群の存在感を見せた『ジェイコブ・トレンブレイ』( ´∀`)周りの子役もみんな彼に負けず劣らずなのが凄い。

オギーのことだけかと思ってたのに、『ヴィア』、『ジャック』、『ミランダ』の章もあって、子供ならではの悩みが出てきます。(゜_゜)

オギーはもちろんですが、ヴィアがめっちゃ切ないですな。(;´д`)でもメチャクチャ偉いんですよ。

両親もオギーのことを本当に想っていて、母親の強さ、父親の柔軟さのバランスがいい。(* ̄ー ̄)『ジュリア・ロバーツ』、『オーウェン・ウィルソン』の正に適役。

ジャックとミランダの行動も子供の頃ならよくあること。(。>д<)悪いことしたとしてもすぐ軌道修正出来る素直さがあればなんてことない。

担任も校長先生も素晴らしい。(*´ー`*)いじめのお裁きはよく生徒を『見て』ないと絶対に出来ないこと。『オギーは見た目を変えられません。我々の見る目を変えなければ。』は名言。

基本的に出てくる人物はほとんどイイ人。"コイツダメだ"と思ったのはジュリアンの両親くらいかな?子供は悪気なくいじめたりするけど、悪いと気付けばすぐ仲良くなれる。ダメな大人は明らかに悪いと気付いても取り繕おうとする。結局子供は大人の真似をするということをまざまざと見せつけられたね。(´ 3`)


子供に見せてもいい作品ですが、大人が見るべき作品のような気がします。(。_。)懐かしさと共に何かに気付くかもしれません。



気になるセリフ
『正しいこと、親切なこと、選ぶなら親切なこと』
『心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図』
『人をいたわれ、みんなも闘ってる。相手を知りたかったらやることは1つ、よく見ること』


んでまず(^_^)/~~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?