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第?回 福生七夕まつり(その1)

 今年は各地でお祭りが通常開催。青梅線沿線も、まずは5月の青梅大祭が、コロナ前と同じように行われました。
 
 青梅線沿線の夏のお祭りで、特に有名な「福生七夕まつり」。残念ながら、コロナ前と完全に同じではありませんが、盛大に行われました。
 
 
 毎年、4日間開催される「福生七夕まつり」。子どもの頃は、それが普通だと思っていました。しかし他の土地のお祭りを知るようになると、4日開催というのはめずらしいことだということを知りました。
 
 お祭りは盛大で、周囲の道路は車が入れなくなり、駅前の福生1小に舞台が設営され、銀座通りには飾り付けが覆います。そして新奥多摩街道は消防署から牛浜近くまで縁日が並びます。
 
 そんな「福生七夕まつり」も、時代とともに、いろいろな部分で縮小されていき、そしてコロナ初期にはさらに規模を小さくしました。それでも、4日開催は変わりませんでした。
 
 なんとか長年の行事を維持していたのですが、コロナ拡大で、ここ3年間は開催されず。第70回~72回は、カウントされはしましたが、「駅の中の飾りつけ」だけの「福生七夕まつり」でした。
 

コロナ前、七夕まつりの日本酒会場で売られていた枡

 
 
 それが、今年は、お祭りの体をなす、しっかりした開催。残念ながら、計2日間だけの、今までの半分の期間の開催ですが、行われました。
 
 もう一つ、通常と違うのは、7月開催ということ。こちらはしかし、現在の歴からすれば、むしろ正当な時期の開催となります。


市役所前の歩道橋


 
 7月8日、9日という、七夕の日に近い開催。仙台七夕まつりをお手本に始められた「福生七夕まつり」は、1967年までは仙台と同じ7月開催でした。

(つづく)

書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。