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アメリカの夜

タレントのRIKACOが食堂のおばちゃんで、カツカレーが食いたくて500円払って並んだ。[カツカレーください]と僕。[自分でとってねー。うちはそういうスタイルだから。いままでも。これからも]と若干シャクに触る倒置法で言うRIKACO。V6の岡田くんが僕よりも先に並んでいて、コーヒーのコーナーでコーヒーを入れるのにとても苦戦している。紙カップがペニョペニョに薄くて[あちいあちい!]となっている。僕は心の中で岡田くん早く先進んでくんないかな、カツカレーのコーナーに行きたいんだけども、、と思う。さあいざ、思ってカレーを掬おうとするとそこにカレールーはなく、カツは?と思うとRIKACOが冷凍庫にしまおうとしている。[あの、カツカレー食べたいんすけど]と感じ悪くRIKACOに言う僕。[もう店、時間おしまいだから。おしまい。ビュッフェなんだから他のもん食って]とRIKACO。ビュッフェだ?なにも残ってねえじゃねえか!超日本式の食堂だしよ![いや、その仕舞おうとしてるカツを一個くれればいいじゃないですか]と食い下がる僕。[おしまいだよおしまい!冷凍すんの!]とRIKACO。なぜか他の客たちも集まってきて、僕を助けてくれるのかと思いきや[おめえRIKACO姉さんの言うこときけよ]などと言われる始末。助けてよ岡田くん、と思って振り向くと岡田くんも他の客に同調してウンウンうなずいている。イライライライラ。RIKACOが正しい世界なのだ。[おんなじ金額払ってんじゃねえか500円!ふざけんな!!]と叫びながら目が覚めた。

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