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イギリス修士留学でかかったお金の話(理系正規・自費留学の場合)

note2本目にしてお金の話…。自分への戒めも込めて。

留学ってお金がかかりそうだと思うじゃないですか?かかります。
お金をかけない方法や戦略もきっとあると思いますが、私の場合は普通にお金がかかっているし、親の脛を齧っています(出世払い)。

とはいえ、日本の国立大学の修士2年分と変わらないといえば変わらないかも?振り返りの意味も込めて簡単にまとめてみます。


修士号取得のための留学

場所:英国(北アイルランド)
期間:1年間(2020年〜2021年)

↓ぐるについて (理系(生物系)・学部卒・やってみなくちゃわからない(大科学実験で))

概算

  1. 英語試験(IELTS)受験料 75k

  2. プレセッショナル費用 50k

  3. 学費 1,500k

  4. 滞在費 700k

  5. 生活費 50k*12=600k

  6. 航空券 100k*2=200k

  7. VISA申請費と保険料 50k

合計 3,175,000円
(改めて計算するとえぐ)

1. 英語試験(IELTS)受験料

3回受けました。1回25,000円。
IELTSの話はまたしたいと思いますが、典型的日本人の例に漏れずSpeakingがゴミすぎて手こずりました。大都市でしか定期的な試験をやっていないので北海道在住なのに大阪まで受けに行きました。

2. プレセッショナル費用

プレセッショナルというのは、大学(大学院)入学前の英語準備コース。IELTSの点数が足りなくてもこのコースで一定の成績を取れば入学できたりします。私は、IELTSは点が足りていたけど、英語でアカデミックなライティングをしたことがないことと、コロナ禍でオンラインでコースを受講できることから日本で受講しました。ちなみにめちゃくちゃ役立ちました。

3. 学費

これです。(ロンドンとかになると2.5倍くらいします。)
イギリスの大学(他の国も多くがそうですが)は、外国人留学生の学費を現地学生の学費とは別に設定しています。国内£3,000で留学生£20,000など(現在£1=¥190)。留学生の受け入れは大学にとっては資金調達の側面もあるのですね。
私の場合は、北アイルランドで地方、留学生の学費減免制度とか諸々でこの額になっています。

4. 滞在費

寮費・家賃です。大学併設の寮は食事なしで8ヶ月50万円くらい、残りの4ヶ月はシェアハウス(フラット)で20万円くらい。大学の寮では、中国人と香港人が互いをいないものとして扱っていました。フラットではガーナ人とシェアして、朝5時に叩き起こされてタクシー代を貸しました。

5. 生活費

イギリスは自炊すると安いです。物価は高いんですが、食料品(嗜好品を除く)に消費税(VAT)がかからないので日本で買うより安くなったりします。冷食の種類がとても豊富で、大体どの家も冷蔵庫と同じサイズの冷凍庫を持ってて、オーブンであっためて食べます。地獄みたいなカップ麺もある。

6. 航空券

googleを監視して一番良さげなやつを買いました。行きはAsiana(関空→仁川→ヒースロー)帰りはKLM(ヒースロー→スキポール→関空)。行きは奇跡的に隔離などなく自由でしたが、帰りは隔離がありました。(しかもPCRの手法の確認不足でホテル自費7連泊、、、)

7. VISA申請費と保険料

イギリスにはNHSという国民全員入る保険があって、医療費が無料になるのですが、留学生もこれに加入するのでその保険料を払います。ただし、無料になるのは公立病院だけで、私立病院・歯科治療・高度医療・健康診断は自費。さらに、公立病院にかかるにはGP(かかりつけ医)に診断書をもらって1ヶ月待ちみたいな感じの評判良くない制度だったりします。

どうやって工面したか

工面できてないんですがね。

  • 貯金(大学卒業から留学開始までの5ヶ月間のバイト代)

  • 祖父母からの応援

  • 大学院からのコロナ禍でアルバイトできない人への資金援助

  • コタツライター

で賄いきれなかった、学費と寮費を家庭内奨学金(貸与型)として親に出してもらっています。

まとめ

お金はかかる!
計画的な人は奨学金を検討できるけど、理系修士は研究というより自己研鑽の意味合いが強くて難しかった。

(かなりざっくりした内容になったので知りたいことがあれば何かで教えてください)


(わかる人にはわかる追伸)
スキとフォローのお礼のひとことをたくさん追加しました(ランダムで表示されるらしい)。


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