社内でテスト技法の話をした

タイトルだけ読むと、研修しました!に見えますね。でも違います。ホワイトボードにテスト技法クイズを書いておいて、自由に解答を書いてもらう、ということをしました。テーマは境界値分析とデシジョンテーブル。僕はテスト会社に所属しているので、「さすがにみんなわかるよね?」というきもちで。もし違う解答を出す人がいても、議論になればいいかなーとも思っていました。

結果としては、

議論が盛り上がってよかった!あとマネージャ層も頑張って解いてたから面白かった

という感じです。

どんな議論があったかというと、以下のようなものです。そこまで目新しいものはないです。あと、カッコ内は僕の想いです。

・上限値って何にする?255?(上限は考慮しない、って前提に書いたはずだけど、なにも背景知識がない状態だといろんなこと考えるんだなぁ)

・やっぱり境界値って中の条件文がどう書かれてるかに依存するよねー。(これ結構重要で、教科書通りの答えと実際に使うときでは差異が出るんですよね。もし情報処理試験とか受けるのであれば、現実はそんな簡単じゃないよ、と思いながら教科書通りに解答することをお勧めします)

・マイナスって考えるの?(マイナスは考慮しない、って前提に書いたはずだけど…)

・デシジョンテーブルって横向きじゃないの!?(まぁどっちでもいいけどJISは縦がテストケースですねぇ)

・デシジョンテーブルの条件は場合によってはY/Nで書かない方がやりやすいよね(そのとおり)

こんなところでしょうか。境界値は実装に依存する、というのはまさにそうで、同じことが同値分割法にも言えますよね。

今日はクラシフィケーションツリーの問題を書いてきました。2,3日外にいるので、会社に戻るのが楽しみです。

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