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作詞について


地獄のイベント

作詞は地獄のイベントだ。100%苦めてくる。しかも歌詞について話をするのは正直恥ずかしい。それに対して曲を書くのは楽しい。思った方向に進まないときは面白くないと思うこともあるが、基本的には楽しい。10分で音楽できるかなと著名人が挑戦するAgainst The Clockみたいな企画が日本にもあるなら僕も絶対挑戦したい。でもやっぱり家に来られるの嫌なので、本家に出られるように一生懸命頑張ろうと思う。何が作詞を地獄たらしめるのか、それは明確で「ここだ!」と確信を得られるのに尋常じゃないほどのエネルギーを要するからだ。曲はかっこよければよい。では歌詞もかっこいいことを言っていればそれでよいのかというと、そうじゃない。英詞であろうが日本語詞であろうが、そこは変わりない。もともと歌詞に対して無頓着なところがあるくせに言語学専攻ということもあってか、色々うるさいところがある。めんどくさい、いやめんどくちゃいのだ。作詞はミュージシャンっていうより詩人にならねばならない瞬間なので、古くは分業制になっていた理由がよく分かる。使う頭が違いすぎるのだ。

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①制作の前にやったこと②歌詞について③This is me④Imaginary friend⑤Raise your arms⑥Reply⑦

僕はよく物を忘れるので『29』を作ったとき、どんなことを考えて制作に取り組んだのか、気ままに残しておこうと思いましたが、知ってもらいたいよ…

貯金はせず、音源やグッズの制作などにあてたいと思います。 よろしくお願いします。