見出し画像

制作過程報告3

生きていると色々なことがある。
その中でも特別にピリついた状況に陥り、改めて考えることが多くなった。

1 ネットフリックス
2 完璧主義な気分による言い訳 
3 コロナウィルス←本日
4 目移り

3 コロナウィルス

まず、この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された方とご家族、関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに医療機関や行政機関の方々など感染拡大防止に日々ご尽力いただいている皆様に厚く御礼申し上げます。

今まで平和に生きてきた。
そんな平和の中で形成された、なんとなく当たり前と考えていたものが破壊された。
最初はあまり実感できなかったが、じわりじわりと自分が勝手に作った当たり前の感覚を蝕んでいって、色々な制限を生み始めた。
恐怖以外に他ならない。
僕は今回の件について、状況を観察したいと考えたが、責任を求める人や疎開を試みる人などがいて、反応はそれぞれ、正誤だけで判断することは難しい内容なのではないかと思ったし、なんなら全員が正解だと思った。
とにかく今まで出会したことがない類の恐怖で、自粛警察や他県ナンバー狩りなどの言葉を目にするようになってからは特に最初は実態のなかった恐怖が人々に取り憑いて実体化し始め、気がつくと包囲されているような感覚に陥った。

ある日、#歌つなぎの連絡が来た。
タグの概要を簡単に補足すると、次の人間を指名し、弾き語りによるリレーを行おうとするものだった。
しかし、お誘いいただいたにも関わらず、恐縮ながら僕の中には言葉にできない違和感があったので、お断りした。
今思うと、先に書いたように自分自身が誰かの恐怖の実体化に加担するような気がしたのかもしれないし、気分じゃなかっただけなのかもしれない。
もちろん、参加された方を悪く言うつもりは全くないことは強調しておきたい。
どのような行動を取るか、実行に至ったものは全て正しいというのが僕の考えだからだ。
そして僕自身、弾き語りはしなかったが、それとは別に未来や誕生を予感させることがしたいと思って曲作りの様子を配信した。
説明をしなかったので、不親切な表現ではあったが、伝わった人がいるなら幸いだ。
そして拙いながらも配信中に曲は完成させたが、全く愛想がなく、もう一度ゲーム実況を見るなどしてエンタメを学んだ上でリトライしたいと思っているので、お楽しみに。

そして、この制作過程シリーズの中で露わになったと思うが、僕は作詞に難航している。
なんとなくロンリーなボーイがミステリアスなガールとミーツする類の甘いラブソング集でいこうかと思っていたが、今やるべきは他にあると感じている。
今回の騒動を通じて、僕の中に巨大なクエッションマークが出現した。
今もそれについて考えている。 

つづく

貯金はせず、音源やグッズの制作などにあてたいと思います。 よろしくお願いします。