sui_hayashi

最近白髪が増えてきた30代。主に読書感想文

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最近白髪が増えてきた30代。主に読書感想文

最近の記事

しょうゆ麴を作ってみた。まだ発酵している気配はないから、これからが楽しみ

    • はじめて電気毛布洗ってみたら泥水でた

      約25年前の電気毛布を洗ったら泥水が出た。 手もかゆくなった。 電気毛布を知ってますか? 寒い地方でしか使われないのかもしれない。マットレスの敷カバーの下に敷いて、人が寝る時に「寒ッ!」となるのを防いでくれる暖房グッズ。 冬の睡眠の質が高まります。 うちは1995年製の電気毛布が現役で活躍している。 私が小学生の時から使っている。 光熱費の事を考えたら、買い替えた方が良いのだろうが、ぬるっとした愛着を持っていて捨てられない。 一人暮らしの時、父親がわざわざリュックに入れて

      • Webデザイン職業訓練終了から約1年。再び転職しました

        もともといた業界に戻りました!まったくWebデザインの仕事とは関係のないサービス業です。ただ、関係ないとはいえ、相手にとって何が必要かを考えて作り上げることはどこに行っても役に立つことです。 訓練終了後に勤めた会社は1年未満で離職することになりました。 30歳半ばでそんなことして大丈夫!!?と不安もありますが、 補助的ポジションに物足りなさや、職場で自分をうまく出せない苦痛や環境に対する不満から、続けていくことが難しく、転職していなければ休職していたと思います。それぐらい精

        • 「推し」で心は満たれる? 21世紀の心理的充足のトレンド/熊代亨

          推しについて語る人が好きだ。 生き生きと推しのいいところ、自分にどういう影響を与えたかを語ってくれる。何が好きかで自分を語れよ。推し話を通して、表面では見えなかったその人との共通点が見つかったりする。 この本では推しで心が満たれるか=ナルシズムの充足や成長について書かれている。 ナルシズムってナルシストみたいになれってこと?と思うかもしれないが、健全なナルシズムは己の心を充足させるために切り離せない。 そして、ナルシズムの成長には“適度な幻滅”が必要なのだ。 “適度な幻滅

        しょうゆ麴を作ってみた。まだ発酵している気配はないから、これからが楽しみ

          もやもやする。お風呂入りにいきたい

          もやもやする。お風呂入りにいきたい

          泊まれる演劇『Moonlit Academy』に行った話※ネタバレあり

          セレモニーに参加してきました。 泊まれる演劇は初体験でした。当日メモしていたものと記憶とまとめて書いています。当日発散できなかったオタクの乱文です。 他の参加者の感想も見たいし、あと初めて参加する人のハードルさげたくて書きました。 お客さんの雰囲気が知りたい人へ一体どんな人が参加してたのか、自分が参加した時の印象です。 黒い服の人が多かった。ドレッシー?なパーティに行く感じの装い。 マスクしてる人も服に合わせてベーシュとか黒の暗い色が多い。 女性男性8:2くらい 2

          泊まれる演劇『Moonlit Academy』に行った話※ネタバレあり

          【日記】しごとやめますと言えた日

          上司に退職を伝えた。言う2,3分前が一番緊張した。本当に言うの?明日じゃだめ?と引き留められる声が聞こえる。しかし、そちらには戻れない。 次の会社のことやそれに伴う引っ越し。なるべく決定して早く手を打たないといけない。 そもそも今日をのがしたら、明日はもっとタイミングが掴みづらい。 言え、言うんだ、言うしかないんだ。と別の声が駆り立てる。 心が決まりきったわけではない、伝えることに100パーセント前向きではない。 そんな自分でありながら、立ち上がり上司の近くに行き「すみませ

          【日記】しごとやめますと言えた日

          ゆく年くる年 2023ver

          読書ブログを月一で書くつもりだったんですが、おいついてないので、 ざっくり今年の事と来年のことでも書いておきます。 2023年振り返り職業訓練卒業~就職がターニングポイントですね。 職業訓練中や就活中は時間があったのでnoteも頻繁に更新できたのですが、就職後は月一ペースが限界。そもそも本を読む気力がなかった。 あと、職場の人間関係で病み状態になってたので、カウンセリングを月2回ほど受け始めました。ほんと自分の性格とか色々向き合うの大変でぇ、、 3歩進んで2歩下がるような感

          ゆく年くる年 2023ver

          琉球の記憶 針突[ハジチ] /波平勇夫・解説,山城博明・写真

          両親は共働きだったから、祖母が幼稚園まで迎えに来てくれるなど面倒をみてくれた。 小学4年生まで祖母が靴下をはかせてくれていたのも大事な思い出だ。 トライバルタトゥーというものを知ったときに、沖縄にハジチという文化があったことを知った。 手に入れ墨を入れるのは、結婚できることを表すことだったり、災いを避けるためなど言われているそうだ。 それが、禁止令がだされた後も明治まで細々と続けられていたそうだ。 何に彼女たちは惹かれたのだろうか。 実はこの本を読まなくても、ハジチにつ

          琉球の記憶 針突[ハジチ] /波平勇夫・解説,山城博明・写真

          さみしい夜にはペンを持て/古賀史健

          疲れた体をよっこらせと動かして布団に入る。 目をつぶる。 今日あったことを頭のなかで反芻して「あの言い方でよかったのかな」とか「あれはどういう意味で言われたのかな」 そういう、ひとり反省会することありませんか。 私はよくある。反省会が進むほど寝れない。(当社比) 確かに筆算と同じように、紙に書き出してみることで、自分の気持ちや感じていること、どうしたいかが目に見えてくる。 ひとり反省会を上から覗いて、右往左往の様子を記録していくように。そうすると、この反省会の議長も自分なの

          さみしい夜にはペンを持て/古賀史健

          この前投稿して、もう1か月経つの??うそでしょ?

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          何とか3ヵ月連続投稿できたぞ

          何とか3ヵ月連続投稿できたぞ

          推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術 /三宅香帆

          先月、あらたな推しが爆誕した。 とある、マーダーミステリーの配信を見ていたらいつのまにか沼っていた。 しかし、マダミスや配信という性質上、そのプレイヤーがそのシナリオのキャラクターを担当するのは1回きりなので、もう供給はないのだ。ああ 「なにかしらの形に残しておきたい!この思いをどうにかしておかねばならん!」と魂が叫びだした。 手始めに、シナリオ作者様がグッズを作っておられたので、ありがたく購入。生産者への敬意は大切だ。 この本のことは、小沢あやさんのポッドキャスト「働く

          推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術 /三宅香帆

          六人の嘘つきな大学生/浅倉秋成

          ずっと気になっていた本。 文庫本になっていたので手にとってみた。 美容室の人に「本当に染めていいんですか?」と聞かれたのあの時だけだった。大学生で就活活動が始まるとき。人より若干茶色いこの地毛を黒染めしようとした時。 この小説のなかで、「就活は混乱の時期」とあるが、激しく同意したい。 自分のこれからの人生が決まるのだから、慣れない履歴書を書いたり、面接の練習をしたりするしかない。それ以外の方法で就職するのは一般的な大学生の選択肢にないのだから。 そして、その時は本当に

          六人の嘘つきな大学生/浅倉秋成

          キャラシの作り方/CoC7版

          読書関係ではないのですが、新クトゥルフ神話TRPGを遊んだりしています。 キャラクターの設計図である、キャラクターシートの作り方がよくやく掴めてきたので、備忘録として残しておきたいと思います。 個人的なざっくりした作り方を残しておきます。 参加する卓のハウスルールで探索者の作成に関しての注意事項もあるかもだから、最初に確認しようね! まず、クトゥルフWEBダイス を開く。 青のキャラシート作成ボタンを押して、ダイス音の下のタブを「新ルール」にする。 ダイスを一括で振る。

          キャラシの作り方/CoC7版

          本屋さんのダイアナ/柚木麻子

          図書館で見つけた本。柚木麻子さんは『BUTTER』を読んだことがあって、女性の描き方がとても好みだなと思っていたのでなんとなく手に取った。 だって、主人公の名前が大穴(ダイアナ)という時点で面白かった。 二人の主人公の視点を交互に物語は進んでいく。 好きなところ 主人公の一人、彩子が呪いに打ち勝つ瞬間。 彩子ちゃんが強姦に遭うシーンは胸が苦しかった。そして、その事実を受け入れられないで過ごす大学生活も。 しかし、自分と同じことをされそうになっている後輩を目にした時、「こん

          本屋さんのダイアナ/柚木麻子