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Castbox 自社番組の提供を目指すPodcastアプリ

サービス概要

A. Podcastプレイヤー機能

世の中で公開されているPodcastや、iPhoneのPodcastアプリから視聴するポッドキャストを選択。検索機能なども整っている。

B. コミュニティ機能
番組に対してコメントできる機能。あまり稼働していない。BBCのGlobal News Podcastチャンネルで合計57万回再生、コメントは55件程度。

基本情報

事業内容 : Podcastプレイヤー + オリジナル番組の提供
創業年 : 2016
ビジネスモデル : フリーミアム。番組の視聴数制限が開放される。
時価総額 : 合計約30億円の調達でシリーズB
規模感 : 1500万回のインストール、180万人DAU

事業の規模感が判るニュース

・オリジナル番組を提供予定
・2018年4月段階で1500万回インストール、180万人のDAU、50%のリテンション率。
・ちなみに、2017年の10月にも調達していて、その際は700万インストールなので、半年間で倍に。
・平均113分/日利用されている
・1人あたり12番組の視聴をしている
・チームはフルタイムで52人

雑感

2016年にスタートして、これだけのユーザーを確保出来ているのは凄い。だからこその時価総額か。チャネルを抑えた上で、自社制作の面白い番組を流していく戦略はNetflixやAmazonなどと近い戦略。

過去のニュースを幾つか調べたが、特段変わった機能があるわけではない。単に使いやすいPodcastプレイヤーとして成長した模様。最近はAmazonEchoにも対応したみたいだけど、アプリのど真ん中のビジネスで2016年からここまで立ち上げたのは凄い。

音声番組を提供するという枠でマーケットを見ると、Podcastというのは単なる手段。ユーザーのことを考えると、単なるツールのクオリティアップだけではなく番組のクオリティにも手を付けないといけない。だから、自社で番組を提供すべきという戦略になる。

コミュニティ要素も全然力入ってないので、結局、ラジオ局の置き換えを目指してるんだろうか。

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