博士の悪童日記　2021年10月19日（火曜）

6時起床。

日記を書く。

朝ごはん軽く、お味噌汁で済ませる。

町山智浩さんの新刊2冊再読。
今日の対談で話すべき要点を押さえる。

新書の方は今回、
シリーズ最高の出来栄えだと思う。
世界中の映画が、
期せずして格差と貧困を訴えている。

町山さんは政策として、
具体的な解決策すら書いている。

そして、ボクはその方法を支持する。

この内容は、既にダースレイダーさんと
YouTubeで対談を終えている。
これが素晴らしすぎた。
３時間３０分。
何度でも聴ける内容。

ボクは週刊文春の「連載言霊ＵＳＡ」
をまとめた方の本を中心に語る。

この本も、将来、世界史で語られるべきお話であり、
今も進行形で陰謀論が世界を覆っている証明だ。

10時に高円寺駅へ。
相沢直くんと待ち合わせ。

東中野で乗り換え、都営大江戸線へ。
あまりに地下に降りていくので、
これが噂に聞く「夢モグラ」か。と。

無事に赤羽橋に到着。

しばし、歩いてKmaxへ到着。

今や、制作会社へ行くことがほとんどなくなった。

そして『博士の異常な対談』に
スタッフがふたり増えた。
宮代くんと。朝倉くん。
今後も宜しくおねがいします。

この対談は常に２ショットだが、
近藤Ｄが常に映り込みのデザインを意識していて、
情報量が画面に多い。
ボクもそのデザイン感覚を意識している。

町山さんとリモートで繋ぐが、
しばらく音声不具合だったが、なんとか開通。

町山さんには数時間前に本が届いたばっかりだった。

PDFで事前に送っているが、
実際、手にとってもらった方が
大冊の重みはわかるはず。

今年の１月１１日『藝人春秋』２文庫化記念企画
以来のじっくりと対談。

前回、いただいたアドバイスは、
「これからは薄い本をたくさん出せ！」
だったのが真逆なことをしているので呆れられる（笑）

聖書並の厚さだと。

「博士は常に本に『テーマ』を意識して書いている。
今回は『人生の予告編』だけど……」と。

それもある……と思う。

今日は原稿の「手離れが悪いのは駄目」
とのアドバイスを受ける。
これは肝に銘じよう。

ちにみに町山さんの挿絵大賞は、
太田光くんだった。
確かに、この絵の表情の捉え方は凄い。

なぜ、日本人はあえて自分を苦しめる
政策の選択をするのか、
バイトリーダー理論には笑った。

最後に町山さんの新刊をプレゼント。

終了後、昨日のみうらじゅんさんからの二連戦、
開放感が凄い。
相沢くんとウキウキと麻布十番まで歩く。

百瀬博教さんと通い詰めた、
洋食の『EDOYA』へ行くつもりだったのが、
なんと2年前の19年に閉店していた。

相沢くんが日記上は、
モツ煮込み好きなのを思い出して、
やきとん、牛もつにこみの『あべちゃん』へ。

新装になっていたが、
自分が以前に食べた記憶より、数段美味い。

ボクが麻布ライス（牛モツ煮込み丼）

相沢くんが牛煮込み定食。

これで８２０円はリーズナブル。

あまりに美味しかったので、
ママと子どもたちにもお土産。

帰途、神田神保町の東京堂書店のランキング。
『藝人春秋Diary』の売上が良い報を受けてニンマリ。
なんと初登場3位だ！！！
書籍は一日、200点も新刊が出ているのだから快挙だ。

帰宅後、たまむすびの町山智浩コーナーをリッスン。
博士みたいな映画を紹介するからと言っていたが、
潜入映画の「モール」を紹介していた。

西武・松坂大輔投手が引退登板
23年のプロ生活に終止符の映像。

松坂投手の初登板を
東京ドームに見に行ったのは想い出だ。
感慨深い。

１９時から東高円寺のレンタルルームへ。
原田くんと一緒に歩いていく。

第１３回のテレテレビジョン。
ツイキャス、YouTube、ニコニコ生放送の3元方式で。

ドルフィンソングの三木がホワイトボーダー。

高須SANの『藝人春秋Diary』の読んだ感想。
「家族の話がしたくなる」……。
これは良いコピーだし、
そこにもテーマでもあるのだな。

そして「Suchmos」と高須家3代の話し。
俄然、聞きたくなるなー。

ゲストは相沢直くん。
『年表の鬼』の話をたっぷりと。
何時の間にか濃い話をじっくりと語っている。

あっという間に2時間が経つ。

この配信は気が合う仲間と部室にいる感じ。

以前に高田先生に、ボクがマニアックなことを言うので、
「博士は楽屋で話し相手がいないだろ？」
と心配されたものだが、
昨日、今日は、みうらさん、町山さん、という先生。

そして毎日、ツイキャスで話していると、
今は話し相手が日本中全国津々浦々にいる感じだ。

原田くんと三木くんと歩いて帰り、
晩酌用に、檸檬堂の鬼レモン味。
三木くんはパスタ2皿の食欲。

『新しい地図』の地上波復活のニュースを喜ぶ。

本日、街録chの
『会わせたいふたり』がプレミア公開。

本日配信の上祐さんとの対談を見ながら。

「博士が喋りすぎ」
という書き込みも多いが……。

編集次第なのだが、
言われてみると確かに。

ただ、この対談は本当は繊細だ。

多くの被害者がいる
日本最悪最凶のテロリストの事件なのだから。

オウムの事件を上祐さんだけが
主観的に語るのは危険すぎる。

緊張感を持ちながら、
客観的な傍証も重要なのだ。

それでも日々、反省しながら
「善く生きろ！」俺。
と59歳の今も思う。

12時過ぎには就寝。
明後日はアサヤン。大読書会だ。
明日、ちゃんと頑張る！！！