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【はかせ日記】21/9/29 『オウム事件』とは何だったのか?『17年目の告白』読了後、大久保で上祐史浩氏との街録ch初対面対談。阿佐谷でニコニコ動画の『テレテレビジョン』10回目配信。双子バンドのKeepWalkingゲストで。

 博士の悪童日記 2021年9月29日水曜日

6時起床。

昨日の日記を書く。

モーニング。
からすみトーストに、
「ホントはバターを塗ってからが
美味しいんだけどね」とママ。

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朝から、オウム関連書をひたすら読書。
いろんな本をつまみ読みだったが……。
曼荼羅の如く思考がくるくると廻り始める。

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上祐との対談に臨む今のボクと
同じ心境が綴られている、、

〜マスコミから対談の企画を持ち込まれたことは
何度もあるが、今まで道義的責任を感じて、
同席を頑なに断ってきたが、
今回、この原稿を読んで、対談に応じたという〜

有田芳生さんの
まえがき、そして最後に対談がある──。

上祐本人の著書『17年目の真実』
(9年前に50歳の時に書かれた本)
が面白く、興味深く、
グイグイと引っ張られて最後まで。

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尊師奪還シナリオが、
本当に過激派のロシア信者に
企てられていた話は、
寡聞にして初めて知った。

出家して、縁を断った
両親の愛に目覚めるところ、
しかも、これほどの、
歴史的なやらかしの後、
人生50年経て気がつくところ、
規模は違えど、
ボクも同じなのかもしれない。

偶然にも
『藝人春秋Diary』も同じような
エンディングを描いている。

洗脳が解けはじめた後、
弥勒菩薩の慈悲に気がついたのが、
麻原の誕生日だったのが……。
実は母の誕生日だったくだりなどは、
笑ってしまった。

自然や日常に宿る神聖を、
麻原は目の障害があったからこそ、
最後まで気が付かないまま、
内なる精神世界だけに埋没し、
戦いの神、大シバ神の化身に
なってしまったのかも……

と推察していることも興味深い。

最後の最後に
聖徳太子の憲法17条の
10条へ至るところも、
人は1500年も前から進歩がないのか……。
などと自民党総裁選の日に思うことになる。

ボクの中学同級生である、
中川智正死刑囚を
オウムに誘った上祐史浩に会う〜

彼の刑事的責任ではなく、
道義的責任は許されないというクビキ、
心的抵抗が読書で徐々に解かれていった……。

13時に原田専門家が来宅。
アド街ック天国フォト。

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一緒に電車に乗って大久保へ。
奥まったところを抜けて、
雑居ビルの3Fのレンタルスタジオへ。

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てっきり、前回の街録chの収録と同じく、
三四郎くんひとりかと思ったら、
広いスペースにカメラが
4〜5台入っていて驚く。
スタッフも3〜4人居た。

三四郎くんと四方山話をしながら、
そのまま、マイクを付けられ、
街録chのオンラインサロン会員用に生配信が始まる。

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上祐氏が訪れるところ、
つまり初対面の瞬間から、
カメラは回しっぱなし。

上祐氏が遅れて来訪。
その後、三四郎くんを交えて、
ノンストップ鼎談へ。

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ボクと同じ生まれ年の上祐氏。

どうやら今日までボクの存在を
知らなかったよう。

中川智正死刑囚、
甲本ヒロトが中学の同級生だった話から。

宗教観や人生観をぶつけあう。

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昨年の米選挙の陰謀論による混乱から、
議会襲撃に至るまでの流れが、
いかに当初は穏健なヨガ団体だった教団が、
衆院選挙に25人全員が落選した90年から
凶暴化したオウム事件に類似しているか、
ボクの見立てを上祐氏も肯定的に語りだす。

もちろん、今は洗脳も溶けて、
オウム(アレフ)から脱会しているので、
オウムの教義や存在の否定でもある。

輪廻転生を認めていないボクには、
宗教にすら懐疑的だ。

互いの教祖でもある
ビート武と麻原の比較にもなる。

上祐氏の高校の同級生である、
町山智浩さんの存在も、
今日まで知らなかったよう。

そこから映画や本の意義、意味について、
ボクの一方的な説教道場。
あのディベートの達人。
ああ言えば上祐に対して(笑)

神秘体験による変性意識を、
非日常に求める必要がない、
というボクの主張にも
理解を示してくれる。

何度か、三四郎くんが
エンディングを締めたが、
あの件だけど……。と話が繋がり、
なかなか終わらないが、
「スタジオの時間が……」
と強制終了みたいな形で終わった。

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最後に記念撮影。
上祐さんは、公的な場所で笑顔を
浮かべられない立場の人だが、
昔の居丈高と違った柔和な表情を浮かべていた。

レンタルスタジオの横に、
アトリエがあり、
そこを借りる
若手アーティストふたりに、
思わず声をかける原田くん。

すっかり小学生ふたり組みたいな
扱いであった(笑)

高須SANが遅れて到着し、
もう一度、スタジオへ引き返し、
三四郎くんを紹介する。
「ボクが会ったなかでは
最も優秀なテレビディレクターです」と。

3人で阿佐谷へ電車移動。

時間が早かったので、
原田くんとボクは
駅前の『千代田すし』で摘む。

カウンターがあるのは知らなったし、
一貫から注文できてリーズナブルで美味い。

ロータリーで男3人、バカ話をしばし。

18時半、阿佐谷駅横のレンタルスタジオへ。
豊城マネが先乗り。

19時半から2時間、
『テレテレビジョン』の生配信。

ゲストのKeepWalkingのふたり。
生演奏してもらう。
長く、アサヤンのスポンサーバンドとして、
CM紹介してきたが、
ふたりの関係性やバンドの由来など、
初めてわかる。

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高須SAN「俺の写真もInstagramにあげとけよ!」
という一枚。

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原田くんと歩いて帰宅。

今日一日で、
キャリーバックがあんなに重くなっていたとは……!

原田くん、ありがとう。

あるオウムの死刑囚の奥様からDMあり。
ボクと上祐氏との対談の様子を
密かに喜んでくださっていてなにより。

本日もツイキャス。

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図書館論や宗教論など
真面目な話になりつつも、

Keepに貰った芋焼酎を飲みながら。

一日、よく喋ったなーーと思いつつ、
24時頃、多分就寝。

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