畑洋子 | ドイツ発 デザイン&翻訳

前世紀からベルリンに住むデザイナー&翻訳者。日本から欧州へのビジネス展開を、欧…

畑洋子 | ドイツ発 デザイン&翻訳

前世紀からベルリンに住むデザイナー&翻訳者。日本から欧州へのビジネス展開を、欧州向けデザインと翻訳の両面からサポート。▶︎https://design.gup-py.com/(海外向けWebサイト&印刷物制作)▶︎https://de-jp.net/(ドイツ語サービス)

最近の記事

誰が誰に、何を贈る? ドイツのバレンタイン

同じバレンタインデーとは言っても… 日本では、女性が男性にチョコレートを贈る日として定着しているバレンタインデー。 私は随分長くドイツで暮らしていますが、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントするという話は、これまで周囲で聞いたことがありません。 日本にいた頃は、周囲に「義理チョコ」を配ったり、女性が心を込めて作ったチョコを片想いの男性に渡して想いを告白するなどといったことが、バレンタインデーにはつきものだと認識していました。でもそれは、日本独自の習慣なんですよね。

    • ドイツの年間イベント一覧(2023年版)

      ドイツ向けキャンペーンの年間計画のために ※本記事は、ドイツ向けにマーケティングを計画する人に向けて書かれています。 過去の記事「日独の季節感の違いを踏まえた上で、ドイツ向けのキャンペーンを考える」でも触れましたが、国が変われば季節のイベントも変わってきますし、クリスマスのように世界中に浸透しているイベントでも、国や地域ごとに祝い方が異なります。 今月は一年の最初の月。そこで、ここにドイツの主な年間イベントをまとめました。ドイツに向けた販促活動を計画するなら、ドイツのイ

      • 高く跳躍する年になれ!卯年

        • アスタリスク*でメリークリスマス!

        誰が誰に、何を贈る? ドイツのバレンタイン

          ドイツでGoogle FontsをWebサイトに使うと訴えられる?

          2022年からドイツで急増! Webサイト運営者に送りつけられる警告書 ※本記事は、ドイツでWebサイトを運営している人に向けて書かれています。 2022年の秋になって、Google Fontsの使用によるGDPR(EU一般データ保護規則)違反について、Webサイト運営者が警告書を受け取るケースがドイツで急増していると聞きました。私自身Google FontsをWebサイトに使うことが多いので、何が問題なのか、どう対応すれば良いのかを調べました。ここに簡単にまとめてみまし

          ドイツでGoogle FontsをWebサイトに使うと訴えられる?

          日独の季節感の違いから、ドイツ向けキャンペーンを考える

          Intro: ドイツの夏時間と冬時間今年もまたやってきました、夏時間(サマータイム)から冬時間(通常時間)に切り替わる日が。この日が来ると、冬にまた一歩近づいた気分です。サマータイムを採用しているドイツでは、夏時間が始まる日に時計の針を1時間進ませ、終わる日に1時間遅らせます。冬時間に切り替わる日は、毎年10月最後の週末で、今年は10月25日にあたります。なお、日本とドイツの時差がこれまでの7時間から8時間に戻るので、日本からドイツへ電話やオンライン会議をする場合は注意が必要

          日独の季節感の違いから、ドイツ向けキャンペーンを考える

          「世界翻訳の日」に、翻訳の未来について考える

          9月30日は「世界翻訳の日 (International Translation Day)」。それにちなんで今日は、今の翻訳を取り巻く状況について思うことを記します。 翻訳の今と昔昔むかし。人々は自動翻訳のヘンテコな翻訳を笑っていました。だけどそれは、もうずっと前の話です。 Google翻訳を始めとする機械翻訳の精度は格段に向上し、たいていの場合、おおよその意味は分かります。何よりも、処理速度は人間より格段に高速です。 そして今年、さらに精度の高い「DeepL翻訳」の登

          「世界翻訳の日」に、翻訳の未来について考える

          はじめに。 de-jpが目指すもの

          初めまして。ベルリン在住のコミュニケーションデザイナー&ドイツ語翻訳者の畑洋子です。「ドイツ語日本語コミュニケーションサービス」と銘打って、日独言語サービスとコミュニケーションサービスによって、日本とドイツを結ぶお手伝いをしています。 ここnoteでは、「日独の相違」「異文化間コミュニケーション」「コミュニケーションデザイン」「海外マーケティング」「ドイツ語翻訳」「Webサイトローカリゼーション」をテーマに書き綴りたいと思います。 初投稿となるこの記事では、de-jpと私

          はじめに。 de-jpが目指すもの