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ISBNコードと書籍JANコードを取得しました!

日々バタバタしているうちに少し間が開いてしまいました。

西瓜社では日々色々なお仕事をしており、
・自社案件
・受託案件(レギュラー/都度)
の両方を頑張っておりますが、今回は自社案件である「出版事業」のお話です。

出版物を作って発行し、流通させるにはどうすれば良いかはこちらの記事でも書かせていただきました。

今回はそのために必要なISBNコードとJANコードを取得したお話です。

ISBNコードは書籍を特定するために作られた世界共通の識別番号で、書籍JANコードはバーコードのこと。
さっそくISBNコードとJANコードを管理している日本図書コード管理センターのページへ。

「新規取得」を選択し、チェックボックスの内容を確認してチェックを入れて「次へ」を押すと、メールアドレスの登録フォームが出てきます。
ここで登録したメールアドレスに認証コードが送られてきて、それを入力すると申請情報を入力する画面に切り替わります。

申請画面に入力するのは
・出版者基本情報
     名称
     個人か法人かなどの区分
  住所・電話/FAX番号など
  URL
  販売頒布方法
  担当者名や所属部署など
  出版記号は6桁か7桁か
  書籍JANも一緒に申請するか
  発行形態(紙だけか電子もやるか)
  発行予定部数
  売上高
  出版開始年月
などです。

個人的に面白かったのは、FAX番号の記載があること。
今でも書店注文はFAXが多いので、今後、書店さんとのお付き合いを考えるならFAXは重要かもしれませんね。

そしてURLはTwitterやnoteなどのSNSはNG。
そうなると、西瓜社も今後、ドメイン取得してホームページとか持ったほうがいいのかなあ。ホームページよりnoteのほうが管理ラクなんだけど、この件に限らず、信用調査的な話になると、結局ホームページの有無や独自ドメインのアドレスの有無の話になるんですよね。ホームページ作れば書籍の販売はスムーズになるだろうし……今後の課題です。

発行部数や出版開始年月はあくまで予定なので、ズレても大丈夫とのこと。

ここまで来て、「送信」ボタンを押したら、あとは待つのみです。

さて、数日以内に日本図書コード管理センターから電話がかかってきます。
この電話が簡単な審査になります。
電話では将来、登記を行って法人化した場合には、今回のISBN番号をそのまま使えるなどの説明もいただけて、とても親切。

そしてもう一つ指摘されたのが「販売頒布方法」の箇所。
西瓜社の販売ルートはいったんAmazonになるので、「ネット販売」をプルダウン選択したのですが、

「Amazonは書店なので、こちらは書店販売になりますね」

……たしかに!
めちゃくちゃ忘れてましたけどAmazonは書店(オンライン書店)でした。

修正していただき、無事に審査完了。

数日後に決済画面のメールが届くので、ISBNはクレカなどで決済、書籍JANは指定口座に振り込んで、振込用紙をアップ(なかなか面倒)します。

そして届いたのが、こちらの「出版者記号発行通知」!

西瓜社の出版者記号は910966になりました!
これで晴れて出版社(者)を名乗れるようになったわけです。

そこからさらに1週間ほどで登録票書類一式が届くので、受領書をメール、もしくはFAXで返信して手続き完了です。

こうやって書いてみると色々手間はかかったけど、申請そのものは誰でもできるし、そんなに負担になることもないと思います。
ただ、住所公開の必要性や、手数料もなんだかんだでISBNコードが37000円+税(6桁の場合)、JANコードが10000円+税(売り上げ1億円未満の場合)とかかるので、自分で何十タイトル、何百タイトルも本を出したいという人でなければ、やはり大なり小なり出版社(者)を利用したほうがスムーズでもあるのかなとも思いました。
(世界中が自分でコードを取得して、自分で編集して本を出版しまくる時代というのも憧れではあるんだけど)

ともあれ、無事にコードを取得できましたので、まずは出版計画を頑張ろうと思います!



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