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(2年前の下書き蔵出し日常)みんなすっげぇなと思う話

継続的努力あるいは繰り返しの努力が苦手である。

納期があれば大抵のことは頑張れるし、仕事という言葉には心躍るが、仕事以外はなんというか、ダメofダメ、むしろ、リソースを振り分けることを完全に放棄して生きている事が多い。

巷でよく話題にあがる「女性は化粧を and/or おしゃれを and/or ハイヒールを and/or ●●を……」みたいな話には完全に無縁で、まぁ、まれに眉は剃るけど、化粧なにそれおいしいの、夏に日焼け止めは塗ることがまぁあるかな!程度で過ごしているし、服装は常にかなりどうでもいい服装だし、年がら年中パンプス風クロックスで通している。

……

と、ここまでが2年前の私が書いた文章で、つまりその2年がすぎる間に、生まれたばかりの0歳児は流暢に「あたしアンパンマンもうひとつミタイの。ねぇオカーサァンー、ミタイー」とか喋るようになっているし、色々とドタバタしていた年中さんは、もう少しで2年生になる。最近は天才バカボンとおそ松さん(原作)と相変わらず路線図に夢中。

なにそれ月日は百代の過客にして?
諸行無常の響きあり?

このひとたちの成長具合に比べて、わたしの伸びしろのなんと低いことか。

Twitterをみれば、毎日ものを書いて投稿している人あり、毎日リングフィットしている人あり、毎日ちゃんとSNS投稿を続け、毎日変わらずうつくしく微笑む美男美女。

もう、まじですごい。

 最近知識もなにもかも実用一辺倒というか、 そりゃあ大量の特別支援関連の過去経緯やら各種の知識、あと小学校低学年の学習指導要領とか字形指導のキモとか、TOSSランドの実践例とかは頭に入ったし、問題集の類にもある程度詳しくなった。んだけど。つまりなんだろう、小学生の親スキル、に該当するものはある程度伸びたんだけど、それ以外は伸びてない、というか、もはや日常すぎて差分がわからない。

はじめて自転車で遠出したときの達成感と、毎日一時間かけて通勤する単なる距離のインパクトは違うっていうか。つまり、出会いが無い。なんかこう、新しいものとの出会い。

くりかえしが苦手なのはこういう性格にもよるのかもしれない。くりかえしが耐えられない。積み重ねはだいじなんだけど、積み重ね自体が楽しくなるタイプではないというか。いやみんなそうなのかもしれないけど。

仕事での新鮮なオドロキ
書くことでの新鮮なオドロキ(いや、これはある。常にあるが、その感覚を得るためには数日のまとまった時間が必要だ)
読むことや観ることでのオドロキ

オドロキとそろそろ出会わないといけない。
出会いは待っていても訪れることはない、
でもなあーーーー!
まだ正月だしなぁーーーー!
仕事の繁忙期が目前だしなぁーーーーー!
とか言ってるとまた、2年が経ってわたしは名実ともに立派なアラフォーになる。

まぁ。長期戦だ。
いまさら新鮮に驚こうというのも
(それも、自分を騙さず、ちゃんと新鮮に驚けるものに出会おうと思うと)なかなか難しいのだ。とりあえず探し続けてみるか、毎日続けられる何かを。いや、まぁ途切れてもいいんだけど。辞めないなにかを、仕事物書き育児家事の他に、もうひとつくらいはね。

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