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夢をありがとう。

私が生きていく上で、毎日痛感する物理的な障壁、、身長。149㎝。この数字に一生苦しめられることを悟りました。平均身長前後の皆様には、このサイズ感の不便さがなかなか伝わらないことと思います。調べてみたら、小学6年生の平均でした。

1日に30回は背伸びしてます。満員電車は入口に居ないと降りられません。自転車は一番小さい型でサドル一番下にしてギリつま先立ち出来ます、なので信号待ちは地獄です。ベビーカー理論でコンクリートの照り返しは人の何倍も受けます。ワンピース着ると床掃除出来ます。机の上に深さのある箱置かれると、覗き込もうが中見えません。手が届かず諦めたものは数えきれません。「リュックサックが歩いてるかと思った」は聞き飽きました。牛乳飲んだってもう伸びませんから、そのアドバイスは要りません、牛乳は嫌いです。…

こんな私ですが、先日ヒーローになりました。コンビニで昼食を物色中、隣に小学2年生くらいの女の子が来ました。上から2段目にある鮭おにぎりとしばらく睨めっこをした後、パッと私の顔を見ました。マスク越しに仕方ないなぁという表情をしてみせて←、「コレ?」とおにぎりを指差すと、女の子は大きく頷きました。……思いっきり背伸びして取ってやりましたよ。「ありがとうございました!!」って深々と頭下げられて、大きくなれよって思いました。うん、ヒーローに身長制限はない。こちらこそ夢をありがとう。

彼女への感謝を込めて、書き残しておきたかったのです。駄文お許しください。そして、コンビニ様にご提案です。鮭おにぎりだけは下段にも置いていただけませんでしょうか🙇‍♀️

皆様の明日が、美しく彩りますように。

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