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|words|親愛なる かに座さん へ (2/19-3/19)


key word 「しずかな海のやさしい歌」


あふれかえって、おおいつくす想いに、すっかりやりこめられてしまうこともあるのです。


想うのがひとなのだから、それもまた自然なこと。


まるで海のような想いが、あなたの場所では、どのようにあるのでしょう?


冬の起伏の激しい海のようでしょうか?

春の凪いだ海のようでしょうか?


良し悪しはないけれど、それでもやっぱりわたしたちは、おだやかな海へと向かってゆくのかもしれません。


海が凪いではじめて、姿をあらわす何かがあるからこそ。


しずかな海の、その奥からは、やさしい歌が聴こえてきます。


その歌にこころの底から満たされるころ。

起伏のドラマに魅せられる必要は、そもそもなかったのだと、気づいているのかもしれません。

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room3 おてがみセッション 短編・長編

胸の奥に大切にしまわれた星空に触れ、祝福と魔法のことばを織り、お手紙としてお届けします。お手元で、ひらいて、感じて、とけて、ふかまって、ひろがって。一通のお手紙からはじまる、魔法の時間をおたのしみください。

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where the stars sing with us, within us
hoshimiya jiku

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