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夜に描くための分離色 ハルモニア

 透明水彩の分離色。買わなくても作ればいいと思ってました。でも買いました。

理由その① 夜に絵が描けるようになった
 私は今は、昼間の自然光のなかでの写生スタイルで描いています。夜は光も色も変わるので、基本的に夜は絵の具は使っていませんでした。
 でも分離色を作って描いてみたら、ほぼ単色で描くような感じなので、夜の照明の光でも描けるようになりました。
 それがすごく楽しい。
 自分の行動パターンを変える絵の具ですよ。なら、買っていいんじゃない?

理由その① 色づくりを失敗した

 
 こっちの理由の方が直接的です。上の絵で使っているのは自分で混ぜた分離色です。
 PB29フレンチウルトラマリン+PBr7ローアンバーで作るつもりが、フレンチウルトラマリンと間違えて、インダンスレンブルーを混ぜてました。
 冷たーい、硬ーい、暗ーい色になりました。
 濁ってるし・・・。
 絵の具の間違いに気づいて、途中からフレンチウルトラマリンに変えましたが、単体であんなにきれいな色をこんなことにしてしまったのがショックでした。
 ローアンバーとか、大好きなんですよ・・・。見る影もなし。


 そういう訳で、クサカベのハルモニアを買いました。色は厳選してスターリーウインターとダークネスサンド。単色で夜描く用なので、どちらも暗めの色です。

スターリーウインター。
ダークネスサンド。

 粉っぽさが楽しいです。粉っぽいのに、水で塗り広げた跡が残ったり。





 読んでいただいてありがとうございました。

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