パレットの供養をさせてください
多分、ネットで透明水彩のパレットの複数使いを紹介している人は、何年にも渡って恒久的に絵を描いてるんだと思います。
私は去年たまたま絵を描く自由な時間ができて、調子にのってパレットを増やしましたが、この先勤めをしながら使っていけるか分かりません。(体力、気力がすぐ枯れるタイプ)
でも大事に持っておくとは思います。
この記事は、意気込んでパレットを増やした過去の私の気持ちの供養で書きます。
これが、持ってる透明水彩パレット全てです。
①~④の順で買いました。
①は8,9年前に買った26色パレット。絵の具は昨年の夏に総入れ替えをしたものです。ウィンザー&ニュートンのプロフェッショナルを入れてます。
②~④は全て2023年に買ったパレットです。相当調子こいて増やしてます。
②はシュミンケホラダムの水筒付きメタルケース。①のパレットを持って旅行に行ったりしてたんですが、懐中できるセットはないものかと探したらありました。これで初めてホラダムの絵の具を使いました。8色入りですが、小さな屋外スケッチには十分な色構成です。ただし、プルシャンブルーが苦手で、そこだけ色を替えました。
③は大きめの30色パレット。日本画の受験生が持ってそうな大きさで、私には憧れのサイズ。画材屋さんで処分セールのシュミンケホラダムの絵の具チューブを買うと、中身が分離してることが多くて、「固まる前に早くパレットに出さなきゃ・・・」と焦って買ったものです。
それは心配のしすぎだったかもしれませんが、大きいので混色しやすくて使いやすいです。油絵やアクリルだと、でかいペーパーパレットを使ったりしますが、あんな感じでダイナミックに色を混ぜられるので感動しました。
ちなみに私は、その時々のメインで描いてる1作品が完成した時に、混色スペースを掃除して使っています。
ホラダムの為に買ったパレットですが、主にW&N を入れています。
④は完全にミーハー買いです。シュミンケアカデミーの細いメタルケース。永山裕子さんが「箸箱」と評して紹介してるのを見て、めっちゃ欲しくなって買いました。国内のサイトは在庫切れだったのでドイツのAmazonのアカウントを作って、ドイツから買いました。
「②より大きな屋外スケッチ用に」と考えていましたが、今のところそういう出番はありません。冷静に考えたら①でこと足ります。
(こうしてホラダムとアカデミーを両方使う機会を得た訳ですが、使用感はやっぱり違います。アカデミーは色が鮮やかすぎるのと、ハーフパンの減りが早いです。水溶けがめちゃくちゃいいが、顔料の濃度はホラダムより低そう、そしてやや蛍光っぽい鮮やかさ。)
結局画材で色々自己投資をしたけど、後押しや追い風のようなものは起きませんでした。1人、わがままに趣味にお金を費やしただけです。
そんな自分を受け入れることができたのも、記事にいいねをして下さった方とか、インスタフォローして下さった方のおかげかもしれません。
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