光のトンネル

感情の渦と高次の視点。

感情というのは悪いものではありませんが、ネガティブな感情の渦に巻き込まれているとき、私たちはとても苦しい感覚を味わうことになります。

これは誰もが同じように感じているもので、あるのが当たり前と思うかもしれませんが、三次元の分離を味わっているにすぎず、欠乏感や失う怖れがみせている幻想から生まれる感情です。

本来、神の一部である私たちが、ひとつであるとき、ネガティブな感情に揺さぶられることはありません。

喜びと感謝、至福感でみたされていることでしょう。

しかしながら、実際はというと・・・

一時的にその状態にいることが出来たとしても維持するのが難しい。

そう感じている方がけっこういらっしゃるのではないかと思います。


ハイヤーセルフという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

ハイヤーセルフは、高次の自分。永遠なるものと繋がっている自分です。別人格があるような感覚で話をすることができます。それに対し、顕在意識を司っているのは、ミドルセルフであり、低次の自分です。

エゴに基づく判断をしたり、欲が中心の自分です。波動が上がらない限り、このエゴの自分が自分にとっての自分で、自分のほぼ全体の割合を占めます。それにプラスしてチャイルドの自分がいます。チャイルドの自分は、好奇心に満ちていてワクワクしたり、楽しんだり、芸術系のインスピレーションを与えたり、喜びや楽しみにフォーカスしているときの自分です。

波動が高まるというのは、このハイヤー(神のような自分)とエゴの自分とチャイルド(純粋な自分)との割合が変わり、純度の高い自分になること。自我と無意識が占める割合が減っていくことです。

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