【2023】岡田彰布新監督を調べてみた【阪神】
プロフィール
岡田 彰布(おかだ あきのぶ)
1957年11月25日(現時点65歳)
右投右打
ポジション 二塁手(三塁手、一塁手、外野手)
選手歴・成績
北陽高等学校
早稲田大学
阪神タイガース (1980 - 1993)
オリックス・ブルーウェーブ (1994 - 1995)
通算記録(シーズン記録)
打率 .277 (.342)
安打 1520 (157)
本塁打 247 (35)
OPS .813 (1.057)
ベストナイン 1回
ゴールデングラブ 1回
新人王
また、東京六大学リーグの通算成績は88試合で、309打数117安打、20本塁打、81打点・打率.379で、打点と打率はリーグ記録として現在も破られていない。
監督歴
オリックス・ブルーウェーブ (1996 - 1997)
阪神タイガース (1998 - 2008)
オリックス・バファローズ (2010 - 2012)
阪神タイガース (2023 - )
監督としてのエピソード
・著書で「こと野球に関してはマイナスから考えるのだ。常に最悪の事態を想定してゲームを進める。これが自分の監督論といえる」
・同著にて「ベンチで何もしないで、言葉も出さず、気がついたら1対0で勝っていた、そういうゲームができるチームの監督が理想」と記しており、選手のコンディションや相手チームとの相性で打順を組み替えたり、先発ローテーションを崩したりすることは基本的には好まない。その発言通り、2004年に金本知憲を4番に据えてから好不調にかかわらず5年間一度も動かさなかった。
・また投手分業のJFKの確立なども、岡田の勝利の方程式を重視する思想が色濃く反映された結果である。
・メジャーリーグで開発された確率論を根底にするセイバーメトリクスに近い考え方だが、それらに関する本を読んだことはなく、文献や理論の存在を知らなかった。
・スクイズプレイについては打者に与えるプレッシャーの高さからサインを出すことはほとんどない。2011年8月12日の対西武戦でのスクイズが、阪神時代を含め監督就任953試合目で初めての成功事例になった。
・選手起用において個人記録を重視しており、「チームの勝利が最優先であることが大原則」という条件つきながら「監督として手助けできることがあれば最大限に手を貸したつもりである」と述べている。金本の連続試合フルイニング出場、鳥谷敬の連続試合出場の記録更新、坂口智隆の首位打者争いなどにも全面的に協力する姿勢を貫いていた。
・選手へ優勝を意識させない為にあえて「優勝」という言葉を封印し、報道陣には「アレ」という言い回しをする。2023年、阪神タイガースのスローガンが「A.R.E.」(読みは「エー・アール・イー」。「Aim」「Respect」「Empower」の頭文字としている)になる。
・ドラフト会議の抽選くじは通算1勝8敗。2010年には史上初めて1回のドラフト会議の1位指名抽選3連敗を喫した。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?