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運命改変プロジェクト 知られざるヨーガの世界

前回の「人生に奇跡を起こす7つの法則」に関する記事が大好評でしたので、今回はその中身についてもう少し深く掘り下げて解説して行きたいと思います。

まず、第一法則である「ポテンシャリティの法則」を単純に説明してしまうと、「頭の中の騒がしいおしゃべりを止めることさえできれば、あなたは自分の運命を完璧に支配できる」ということです。

心の中で常時鳴り響いる「雑音」が、あなたと「万物の根源」との一体化を妨害している最大の原因ですので、そのノイズを強制停止して「無念無想の境地」に達すれば、あなたは「運命が生成される場所(ポテンシャリティ領域)」にやすやすと侵入して「自由自在に自分の運命計画書を書き換えることができる」というわけです。

通常、我々が生まれ持った運命は「変更不可能」です。あなたの人生計画書に「羽生結弦と結婚できる」と書いていない限り、どんなに追い掛け回しても彼はあなたのモノにはなりません。あなたが手に入れられる相手は、あなたと「縁の糸」で結びついている特別な異性だけなのです。

このような「運命不変の原則」があるからこそ、我々占星術師の占いが高確率で当たるんですね(笑)。

しかし、このポテンシャリティ領域への侵入に成功した人は「生まれながらに与えられたカルマ」を超越し、真っ白なキャンバスに絵を描くように新しい運命をゼロの状態から創造できるのです。

「引き寄せの法則」の信奉者の方々は「強く願えばどんな願いも叶う」とおっしゃいますが、荒れ狂う嵐の海に大きな石を投げこんでも波紋が起きないように、どんなに強く願っても、心が「無風の湖面」のような静かな状態でなければ、生まれ持った運命に一ミリたりとも変更を加えることはできません。

逆に、心が「完全な停止状態」であれば、小さな石を投げこんだだけでも、その波紋は静かな湖面全体に広がって行き、宇宙全体のシナリオに多大な影響を及ぼすようになるのです。

つまり「強く願う」ことよりも、まずは「心を静める」ことのほうが何十倍も大切なことなんですね。
強く願うというのは恐らく「できるだけ大きな石を投げ込め」という話だと思うんですが、嵐の海の中に巨大な岩を投げ込んでも何の変化も起こせません。

仏教ではこの静かな精神状態のことを涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)と言います。

涅槃寂静の境地に達しさえすれば「チーズバーガー食べたいな」とふと思った5分後に、誰かがチーズバーガーを差し入れしてくれる・・・なんて奇跡をいとも簡単に起こせてしまうんです。これは実際に、私自身が体験したことがあるので嘘じゃありませんよ(笑)。

この「静かな湖面に願いの小石を投げ込む」というテクニックを極めさえすれば、サティア・サイババみたいに「イメージした瞬間に手の中に物品を出現させる」ということさえも可能となります。いわゆる物質化現象ですね。

さすがにサイババの名前まで出すと「いかがわしいオカルト話でしょ?」とか「サイババなんて手品師ですよね?」と呆れられる心配がありますが、心の静かな人が「信じられないような奇跡を起こせる」というのは紛れもない事実ですし、私が体験した「食べたいと思ったハンバーガーが急に目の前に現れる」のだって、立派な物質化現象です。

さすがに手の中からニョキニョキとチーズバーガーを取り出すことはできませんでしたが、知人を媒介として、私は確かに「望むものを瞬時に物質化した」のです。

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