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神の鉄槌 占星術と文春砲

西洋占星術の世界には、企業業績や株価の変動を予測する「金融占星術」という専門分野が存在します。

一説には、アメリカ人投資家の約半数が「占星術チャートを投資の参考にしている」とも言われているほどですから、アメリカではすでに未来予測の有効な手段として占星術が積極的に利用されているんですね。

多数の投資家が占星術を活用しているということは、占星術の理論が正しいかどうかとは関係なく「その時の天体配置によって実際に株価が上下する」ということです。

だって「今年はこの会社の業績が間違いなく上がる」とホロスコープ上に表示されていれば、占星術を使っている投資家達は皆こぞってその銘柄を買いますから「必ず上がる」はずですよね?

私自身は投資をやっていないのですが、占星術自体は専門家なので、私が本気を出したらウォーレン・バフェットみたいな大富豪になれるかもしれませんね(笑)。

さて、企業のホロスコープを作る際「どこの日時を起点にするのか?」が大きな問題になりますが、これには主に二つの方法が提唱されています。

一つ目は、その企業の「創業日」です。その会社が法人として登記された日の情報があれば、その会社の業績を占星術チャートとして予測することが可能になるわけです。

日本という国家全体の命運を占うのであれば、日本国憲法が完成した「1946年10月7日を起点にする」という考え方が主流です(憲法公布は11月3日、施行は翌年1947年5月3日ですが、起点は完成した日です)。

もう一つの方法は、その企業の「創業者の生年月日」からホロスコープを作成するやり方です。どちらかと言えば、こちらのほうがメジャーなんですよ。会社ってのは、どこまで行っても「創業者の持ち物」なのですね。

面白いことに、この創業者のホロスコープの影響力は「本人が死んだ後も永遠に続く」のです。

つまり、パナソニックの運命は今でも松下幸之助のホロスコープに影響を受けていますし、本田技研は本田宗一郎が先天的に持っていた運命に大きく左右されているのです。たとえば今、孫正義さんが死んだとしても、ソフトバンクには彼の「魂の記憶」が残り続け、会社の業績に大きな影響を与え続けるのですね。

当然、創業者が抱えている「悪い運命」も、会社の業績や評判にそのまま反映されてしまうことになります。

悪党が作った会社はいつかは滅びますし、善人が創った会社は何百年という単位で生き残り続けるというわけです。

分かりやすい例として、ジャニーズ事務所の創業者「ジャニー喜多川」のホロスコープを見て行きましょう。

ご存じのように、ジャニー喜多川さんは2019年7月に亡くなっていますが、それから4年近く経った昨年の2023年になって突然、イギリスBBC放送が彼の「性加害問題」を報じたことをきっかけに一気にジャニーズ事務所の崩壊につながりました。

吉本興業と並び「芸能界の二大勢力」の一角とされていたジャニーズ事務所がスキャンダル発覚後、1年と持たずに社名変更まにで追い込まれたことは皆さんの記憶に新しい事件でしょう。

この流れはすべて「創業者であるジャニー喜多川」の運命と驚くほどリンクしているのです。

ジャニーさんの出生図を分析して見ると、「性的な欲求」を担当する火星が「12星座で一番性欲の強い蠍座」に入居していますので、これだけでもかなりの「底なしの絶倫男」であることが分かります。もうちょっと分かりやすい言葉で表現すると「サディズム傾向のあるドスケベ男」ということですね。

蠍座火星のエネルギーが良い方向に使われると「不屈の精神力」という意味になるので起業家やスポーツ選手にも多い配置ですが、幼少時に何らかの理由でコンプレックスを抱えてしまった人は、火星のコントロールが効かなくなり、性的関係によって相手を支配しようとする「サディズム傾向」が現れることがあります。

「蠍座の火星」は、首都圏連続不審死事件で死刑判決を受けた「木嶋佳苗死刑囚」にも見られる配置ですが、火星の性欲に「蠍座の粘着性」が加わるので、とにかく一生を通じて「下半身ネタ」のスキャンダルを起こしやすい傾向があるわけです。

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