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【自作曲】オリジナル曲の2曲目が完成した

以前、ガジェットシンセたちを使ってマシンライブスタイルで作った初めてのオリジナル曲を録音してから約1年。ようやく(?)2曲目の曲が完成した。

先週作りかけてこないだ記事にも書いた曲の欠片がわりと良い出来で、少し手直し+構成を考えたら普通に一曲として成立しそうだったから、土日を使ってちょっとブラッシュアップしてみたんだよね。

せっかくなので、今日はその曲の紹介と曲データを貼っておこう。


一発録りのテクノ・ミュージック

これまでも何度か書いてるけれど、僕はいわゆるDTMと言われるものを一切やってない。一応ピアノロールを読むことは出来るけれど、DAW(ダウ)は触ったことないし、今のところ触る気もない。

おまけにMTRも持ってないから録音は完全に一発録り。レコード音源をPCに録音するのと同じやり方で、ミキサーのLRから直接PCに音をぶっこんで録音してる。

テクノの録音方法で一発録りってあんまり聴いたことなかったけれど、調べてみたらやってる人もいるみたい。まぁそもそも黎明期の人でMTRなんか買えなかった人はきっとこういう風に録音してたはずだしね。そんなことを思いながらしょぼい録音環境で宅録するのもハードシンセを使った曲作りの魅力。ちなみに曲の展開は基本的にはミキサーのフェーダー操作オンリーだ。

一応、理屈の上ではシンセごとにシーケンスのパターンをリアルタイムで変えたりとかも出来るんだけれど、一発録りでの失敗リスクを考えると余計なことはしない方が無難。そうでなくても自分のミスや機械の想定外の動作で何度も録り直すハメになるからさ(笑)

今回の機材構成について

ちなみに今回の機材構成は前回の記事から少しいじってこんな感じ。

アナログシンセ×3台、FMシンセ×1台、サンプラー×1台、リズムマシン×1台の豪華構成

いろいろ考えて今回は手弾きを辞めて、全て事前に仕込んだシーケンスだけで録音してみることにした。

大きな変化点としてはJU-06Aの接続先(Lofi-12経由ではなく直接メインミキサーへ)とJ-6にエフェクターを嚙ませたこと。

どうもバージョンアップでLofi-12の挙動が少し変わったらしく、これまではトラックミュート状態でも対応するMIDIチャンネルにMIDI情報を送り続ける仕様だったのに、それがなくなっちゃったみたいなんだよね。機能改変かバグフィックスかバグか分からないけど。

JU-06AのシーケンスはLofi-12で8小節分組みたかったけど音の抜き差しはLofi-12と別にしたかったから、こんな風にJU-06Aをミキサーに直接接続することにした。JU-06Aにはリバーブ機能がないけど、MG06Xの1/2chに繋げばリバーブが使えるしね。

あとはJ-6で奏でる8小節のメインリフにストライモンお得意のSimmerリバーブを追加。これ、やっぱりかなり良い。

実際の録音方法

録音方法は至ってシンプルで、J-6以外の音がミキサーから出力されないようにミキサーとシンセのつまみで予め調整しておいて、録音待機状態になったらTR-8をスイッチオンするだけ。あとはあらかじめ考えておいた順序で音を抜き差ししていく。

ただ、こうして書くのは簡単だけれど実際にやってみるとまぁミスる(笑)一番多いのが自分の中で途中で拍が分からなくなること。あとは想定外の機械の動作なのか自分のミスなのか、鳴って欲しいシーケンスが鳴ってくれてないパターン。DJミキサーみたいにモニタリング機能があるわけじゃないから実際に音を出したら「あーっ!」ってことも何度もあった。

結局何度もやったリテイク時間含めて、録音にかかった時間は1時間くらい。まぁところどころ荒さはあるけど、一発録りの味ということで良しとしておこう。


そんなわけで今日は1年越しに作ったオリジナル曲2曲目について。1曲目と同じでほとんど感覚だけでアナログ的に作ったにしてはわりと満足感はある。思いつきで入れてみた声ネタサンプル切り貼りも、なんだかDJプレミアのフックみたいな感じでそれなりにまとまったしね。

まぁ趣味なんだし、こういうのは自己満と楽しめることが大事(笑) このペースだと次の録音いつになるか分からないけれど、また良い感じのものができたら録音してみよう。

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