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インフラエンジニアの認知度の低さと、誤解を解くための、インフラエンジニアによる記事

インフラエンジニアと聞いて何を思い浮かべますか?

ん?インフラエンジニア?
なにそれ?

という方が多いのではないでしょうか。

では、ITというとどういったイメージがありますでしょうか?

きっと、プログラミングや、開発のようなことを言う人が多くいるかと思います。

よく、中途の面談をしていて言われるのは、
もともとITではない職種から転職しようとする人にあるあるなのが、
開発をしたいですという人がとんでもなく多いということ。

誤解が招く残念な結果

また、残念なことに、IT業界に入るために、
30万円かけて転職先も紹介するというプログラミング教室に通い、
ブラック企業に転職させられてしまい、
使いつぶされて休業という方がどんなに多いのか。

非常に嘆かわしい事態だと思っています。

また、一時期、そんな人周りにいないから、嘘だと決めつけられていた、
毎月給料から先輩への指導料として、1万円振り込むという会社に勤めていた人材にも会ったことがあります。
こういった、自分が知らないから、会ったことないから、
Xでのつぶやきだから、「ない」と決めつけて語る人、
ホントやめて欲しいです。
あるんですよ、ホントにそういうひどい会社。
まずは、知ること、知ろうとすることから始めましょう、ホントに。

ちょっと、話がそれてしまいましたが、
知らないということは、判断を鈍らせ、
フェアな判断ができないことになると思います。
無知ということは、それだけで騙される可能性が上がります。

そもそも、無知な人をだまして、搾取しようとする人がいることが
問題なのですが、私の力ではどうしようもないので、
ここで、ある程度知識をつけて、騙される人が減ることを切に願います。

IT=プログラミングではない

なので、IT=プログラミング(JAVA、C言語etc)と思っている人
騙されますので要注意ですよ。

ITの仕事=プログラミング
だけではないです。

じゃ、他に何があるの?
そう思いましたよね?

そう、それが冒頭に話した、
インフラエンジニア
というジャンルです。

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアと言っても、
サーバエンジニア、クラウドエンジニア、ネットワークエンジニアなど
多岐にわたります。
また、その中でも、どのフェーズ(設計、開発、運用、保守)に入るかにもよって全然やることは異なります。

サーバエンジニアとは

まず、サーバエンジニアですが、
皆さんが見ている、インターネットのサイトなど
どのように動いているかご存じでしょうか。

webサイトを表示するために、webサーバというサーバに
htmlという言語で書かれたファイルを配置し、
ブラウザを介して見ています。
この辺り知りたいという方は、以下にも書いているので、
見てみてください。

webサイトを表示するためには自身のパソコンやスマホから
ブラウザを介して、サーバ上のhtmlファイルを見ることで、
webページが表示できるという仕組みになっています。
※ざっくり、基本的な話なので、詳細はちょっと違ったりしますが。

その、インターネットのページを表示する仕組みを提供しているのが、
apache(アパッチ)、nginx(エンジンエックス)、
IIS(アイアイエス)などがあります。

webサーバに関して、どのツールを使ってwebページを提供するのか、
どの程度の容量にするのかを検討することが設計とされる部分となります。
また、apacheなどをどのような設定にするのかという部分が
詳細設計となります。

その、設計された設定をすることが構築となり、
構築されたものが、正しく動くことを確認することが、
テストとなります。

つまり、インフラエンジニアとは、
サーバをどのように動かすのか設計し、
その設計書に沿って構築し、正しく動くかをテストする
テストが終わったものを次フェーズの、アプリチームなどに提供し、
開発を進めてもらうという役割を担っています。

さらなる誤解 24-365(ニヨン サンロクゴ)

また、インターネット上にあふれている情報として、
インフラエンジニアは、24時間365日運用に携わることがあるので、
休日もないなどという記述もよく見ます。

必ずしもそういう話ではないです。

アプリチームの開発が終わり、
システムの開発が全体的に終了になった後、
運用というフェーズになります。

webサーバが停止すると、どうなると思いますか?
webページが表示できないという事態になります。
つまりホームページが見れないということになります。
そういった事態になると、見たい人に情報が届けられない
という事態になります。

ホームページの提供側、例えば、居酒屋などの予約ページが見れない
ということになると、お店側としては売り上げに響いてしまいます。
また、居酒屋を利用する側からすると、予約しようとしたけどできない
なので、他の居酒屋にしようとなるかと思います。
つまり、ホームページが見れないという事態は、
お店側としても、客側としても、良くない状態となることがわかるかと思います。

正直、そうなることを防ぐことは、なかなか難しいことです。
ですが、そうなった場合に、即座に回復できるように、
待機するということが発生します。
それが、運用となります。
運用は、確かに24時間365日シフトなどにより、
何か障害が発生した際に対応できるよう、
待機するということもあります。

休日、夜間対応ということもあるにはある・・・

また、システムのリリースや、システムの停止対応などとして、
休日や、夜間に対応することもあります。

皆様が仕事の際、勤務表をつけるシステムなどがあったとします。
その、勤務表を提供しているサーバなど、
皆様が仕事をしている時間には止めることができないです。
万が一止めてしまうと、勤務表が入れられないなどといった
クレームになってしまうので。

なので、皆様が使わない時間の夜間だったり、
休日に停止し、勤務表のシステムのアップデートをかけたり
メンテナンスとして、バックアップを取得したりという
対応が必要な場合があります。

現在では、AWSなどのクラウド化が進み、
出社せずとも、自宅から対応なども増えてきてはいたりします。
そのため、対応が終わったらすぐ寝る、休日でもサッと1時間だけ対応など、
働き方としては、かなり幅が広がっていたりもします。

やはり、インフラエンジニアとしてイラついていること

世の中、あまりにもインフラエンジニアに対しての理解度の低さや誤解、
いろいろな情報をごちゃまぜに書いて嘘を垂れ流している
転職サイトなども蔓延していて、正しい情報を欲している人に、
正しい情報が届いていないことを危惧し、
殴り書いてしまいましたが、後々清書していこうと思います。

最後にこれだけは言っておきます。
IT系=プログラミング
ではなく、かつ、
インフラエンジニア=24時間365日、休日関係なく仕事する
ということは決してないことを覚えておいてくれたら幸いです。

ITの企業に転職しようと思い、プログラミングだ
という、脳死の判断はしないようくれぐれも注意ください。

これから何回かに渡り、インフラエンジニアの仕事
という点に関して、説明できればなと思っていたりします。


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