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12月28日

3年前に死んだ亡友Yが夢に初登場。トイレで先輩か本職なのか糞尿にまみれた便器を素手で掃除しはじめた。チャラチャラ生活しているYに真面目に生きる手本を示すためのようで、おれもウンウン頷いて見ていたが、その矛先がオレに向けられていることに気づいて居心地が悪くなった。
そのうち便意もよおしてきて、きれいなトイレを探しまわった。蔵を改装したような古風な喫茶店の廊下のようなところに愛らしい黒柴が寛いでいて、つい相好を崩してしまった。トイレは見つかったものの、仕切りがまっくなく舞台のようになっていて、さすがにこんなとこでできるわけもなく、店を出ようとしたら店員が「うちの店は回転式なので、そのうちトイレのポジションに戻りますよ」みたいなヌルいことをいった。それを待ったのか、べつに見つけたのか、ようやく腰を下ろして力んでいたら、ドアが突然倒れかかってきた。その向こうに何人かの制服高校生が座り込んでいて、ジャレて寄りかかったために倒れたのだった。注意すると、なかのひとりがいきがって因縁をつけてきた。それで喧嘩になった。「ボディビルで鍛えてるんで、その頭を両手で潰してやるよ」と突っかかってきた。ボコボコに殴られながら、倒れざま足の甲でキックを2、3発決めてぶっ倒してやった。
そのあとか、野球観戦してたらロッテの井口資仁(現役だった)が悪送球してランナーが何人も帰る痛恨のタイムリーエラー。ファンが野次を飛ばしたところに井口の応援団らしき一団が襲いかかって乱闘がはじまった。その井口がいつの間にか刑事になっていて、市役所で誘拐された人質を千日ぶりに救出した安仁屋宗八さんからの報告を、腕組みして満足そうに聞いていた。
なんのこっちゃ、の夢だった。

7時過ぎ起床。「8月6日のバット」校正作業。きょねんズムスタのプロムナードでモニュメントスクエアがお披露目された場面。当時カープのOB会長だった安仁屋さんが露払いよろしく登場する。「おお、これか」と、夢と現実との不可思議な因縁を思った。

窓拭き。買い物。要介護送迎をテキパキとこなし、夜は赤ワインでパンを胃にぶち込んで簡単にすませる。

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食後、姉と「ノマドランド」の上映会。もう3回目につき中座してオーティス・レディングを聴きながらネットを確認。山崎隆之八段が叡王戦で松尾、菅井の両八段に連勝したのをYouTubeで知る。両局とも彼らしい〝なんのこっちゃ将棋〟で快勝だった。今夜というか明日はいい夢が見られそうだ。

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