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セントエルモの火 BUMP OF CHICKEN 『ビーグル号航海記』番外篇


2019-10-02 13:47:37
SUJIです。
こんにちは。カリフォルニアは快晴。

昨日、ダーウィンのビーグル号航海記を読んでいるときに
St. Elmo's lightという表現が出てきて、
何かとても綺麗な光なんだろうな、真っ暗な海で、という印象で
読んでいた私に、
ドクター(夫、アメリカ人)が「この言葉、知っている?」
と尋ねてきたので、
ダーウィンは自然界の花火という描写を
しているけれども、詳しくは知らない。
というと、一種のNorthern Light(オーロラ)のようなものだ。
と答えた一瞬をあとでも覚えていて、
なんとなく、ネットで調べていると、
セントエルモの火というのは、、、。という説明と同時に
BUMP OF CHICKENの歌のタイトルを探している人は
こちらへ、という誘導に誘われて
YOUTUBEで歌を聴きました。

1994年から2014年までカリフォルニアにおりました
私にとっては、彼らのような、当時、人気が出てきた
グループについては相当な盲点があります。

という前提があることをお知らせして、

なんで、今頃この歌を取り上げるのか
という説明になりますでしょうか?

この曲の発表は2001年。

全く知らない曲でしたね。

もちろん、BUMP OF CHICKENの名前は原宿駅の大きなポスターなどで
見たことはあったので、
わかっているんですけれども、
イメージとしては
バンドの名前も控えめなものだし、
ボーカルも華奢な感じがして、
今どきのバンドの人たち
だと認識しておりました。

藤原基央というボーカルの人がほぼ全部の楽曲を担当していると
いうことですが、
もちろん、詞は言葉の選び方が
特別に洗練されていて、、才能があるのだと思いますが、
全体としては少女漫画の世界
かなと。

私もずっと少女漫画に浸っていた時期があるので、
わかる気がするのですが、
雰囲気
ですよね。
大事なのは。

なんとなく幸せな感じ。
なんとなく快適な感じ。
なんとなくいい言葉。

そういうものが全部詰まっていて、
しかもそれを男の子が考えて男の子が歌っている。
さぞ女性ファンが多いのでしょうと。

この人の一昔前は
ミスチルの桜井和寿さんがいたんだと思いますが、
ミスチルはもう少し、男性ファンもいるかなと。
もう少しリア充している感じがしました。

バンプの場合は、もう少しうじうじした男子というか
妄想癖がある男子が作った歌。
という感じがします。
頭の中で、果てしなく、幻想を練り上げている感じ?
藤原さんは見た目が説得力があるのに、
たぶん、傷つきやすい少年のままなのか
人間関係 特に恋愛に関して、
というか恋愛未満の歌が上手ですよね。
最近のあいみょんのごりごり行くぞ。私の恋愛!みたいな肉食系とは
明らかに一線を画しますね。

あるいは自分とは別のところで、
天から何か降りてきている人なのかもしれないと
感じました。

本人は自信を持って生きていることがいろいろな社会的対応からも
わかるのですが、
歌の内容はなんとなく自信なさげ。
ゲーム音楽が多いのもうなずけますね。
これがこの時代の日本のトレンドだったんだろうな、と。
思いました。


この間、どこかのメデイアで、
野田洋次郎さんと米津玄師さんと飲んだ帰りみたいな写真を
見ましたが、
確かにこの二人も妄想の中に住んでいる異能の人
なんだろうと。

たくさんの光に囲まれたステージで歌って認められると
ものすごい陶酔感があって、
たぶん、その世界から出たくなくなる
かな。


Have a wonderful moment in your life!

感謝を込めて

SUJI ATHERTON


What an amazing choice you made! Thank you very much. Let's fly over the rainbow together!