電車とかバスとかの席で友達同士の学生が僕の両脇に座った時に思うこと。
こんにちは。
電車とかバスに乗っている時に、たまにある出来事なんですが、自分が座っている席の両隣の席の人が駅で降りて、席が空くことがありますよね?
こんな感じ、黒い丸が座っている人で四角が空席、二重丸が僕です。
そんでこないだ、隣にいた人が降りて言って、上のような状況になったんですが、その後すごい仲良さそうな女子高生二人が乗車してきたんですが、
こんな感じになりました(赤丸は女子高生です。)
(まあ今回の話は女子高生じゃなくても男子高生でも仲良しであればの話なんですが)
こうなる前にどちらかの席に移動すればよかったんですが、間に合いませんでした。
そしてここからが本題です。
ここで「両隣が女子高生とかいいことじゃねーか羨ましい!」とか「両隣が女子高生でどうのこうのとか気持ち悪い!」とか思った方、
お前ら全然分かってない。
本題言ってないからわからないのは当たり前ですが、もし目の前にそんなこと言う奴がいたら僕は
自決前の三島由紀夫みたいになります。
まあそれはいいとして。
その後その女子高生二人は僕を挟んで話をするんですが、僕に気を遣いながらちょっと話をしたりしてたのですが、途中で話をしなくなりました。そしてこの時思うんです。
俺この二人の友情を隔ててる気がする。
僕が彼女らの間にいるせいで気を遣わざるをえなくなり、喋れなくなり、せっかくの友達との楽しい時間が無駄になってます。
(ちなみに個人的に電車内での会話はそんなにデカい声出さなければOKです)
すまない、僕という不純物がいるせいで…!
僕はこの二人にとっての
ベルリンの壁。
もしくは
百合(女同士の恋愛)に割り込む男
になってしまっているのです。(もちろん百合ではないけども。)
こういうとき僕は「老人とか妊婦さんとか席譲ったほうがよさそうな人来てくれ」と思うんですが、来ません。席を立とうにもなんか不自然ですし、最悪「あれ?私達のせい?」と思わせてしまうかもしれません。
そんで降りる駅に着きそうな時に席を立ち、ドアの近くに立つんですが、さりげなく僕が座っていた席を見ると、
友情を隔てた痕跡のように、ぽっかりと空いた席がありました。
女子高生もさっきまで野郎が座っていた席なんて座りたくないでしょう。しかも立ってる人も座る気なさげだったし。
二人の間に、あの空席のような溝ができないことを願うばかりです。
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