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やりたくないことが山程ある。
やりたいことが多過ぎて、これはやっている場合ではないということである。
働くことであり、勉強することであり、単位取得であり、返済であり、なんであり、世の中のこうしなさい、或いはせねばならない、しといたほうがいいよ、の悉くが私の場合は後回しにしたいことであるのだ。
やらないわけではない。今はやりたくないということだけだ。ゲームにしろ読書にしろ何にしろ区切りがついたら、或いは飽きたらやるから、程度のものである。
しかし、どうしてもやらせたがる力がある。それは単に、極めて個人的な不満の派生であるかもしれない。
俺はこんなに頑張ってやってるいるのにどうしてこいつはいつまでも寝ているんだ、というような八つ当たりの矛先は、大概が私のような気分屋に向かう。
そういう時は大体反省しているようにしてその場をやり過ごす。いずれやるその時が来るまで待っててください。
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