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助太刀コーポレートバリューを再定義しました

皆さんこんにちは!
助太刀HRグループの池田(@ikechi____)です。

助太刀では創業6期目を迎える今年2023年春にバリューの再定義を行いました。
今回こちらのnoteでは、なぜ今バリューを改定したのか、見直されたバリューそれぞれに込めた意図、それらの社内への浸透施策までのストーリーを紹介いたします!

  • どうして助太刀はここまでバリューを大切にしているのか

  • 急拡大する組織の中におけるバリューの重要性

  • 実際、どのようなバリューなのか

  • どのようにしてバリューを浸透させていくのか

この辺りが気になっている方は、助太刀の中の人、助太刀に興味を持っている人、バリュー(カルチャー)浸透自体に興味がある人事の方などなど、どなたでも参考になる内容かなと思います。

ぜひ最後までご覧ください!


なぜこのタイミングでバリューを再定義したのか

まず大前提として触れておきたいのが、ここ1~2年の間での組織規模の急拡大です。
前回こちらのnoteでもお伝えしましたが、助太刀は1年の間で2倍もの組織規模まで成長しています。

組織が拡大することでコミュニケーションが複雑になり、全社での共通認識を持つことや、スピード感のある意思決定を行うことの難易度が上がってきており、具体的には以下3つのような事象が発生していました。

  • 縦の距離の拡大(メンバー⇄マネジメントライン⇄経営陣)

  • 横の距離の拡大(チーム間、部署間)

  • バックグラウンドの多様化

多様な人材が集う組織であるからこそ、共通した行動指針の存在(バリュー)が重要になってきたのがこの1~2年間でした。

そもそもバリューって?

MVVやパーパスなど、企業の経営理念にまつわる言葉の重要性は近年さらに強く叫ばれるようになりましたが、バリューの立ち位置を助太刀ではミッション、ビジョンとの関係を踏まえて以下のように捉えています。

  • バリュー:ミッション実現のために日々意識すべき価値観

  • ビジョン:理想の未来像

  • ミッション:助太刀の実現すべき使命

助太刀バリューブックより引用

バリューが行動指針として単体で存在するわけではなく、あくまでもミッション実現のためのものである。
今回の再定義も、ミッション実現を前提とした内容で検討を進めていきました。

私たちが大切にしている4つのバリュー

実際に再定義された4つのバリューについて解説していきます。
まず、弊社のバリューは以下の4つです。

助太刀の最強デザイナーがオリジナルでデザインしたバリューロゴ。かっこいい

それぞれのバリューの位置付けを、以下のように定義しました。

助太刀バリューブックより引用

個の力を高め、チームで連帯しながら、助太刀での事業を通じてミッションを実現させる。
この一連の流れを踏まえ、バリューを捉え直しました。

今回のバリュー再定義ではバリューの全体像を整理し、各バリューの要素となるキーワードを2つと、キーワードごとに推奨される行動(Do)、避けるべき行動(Don’t)を明確にしました。

全員親方

キーワード①:「全体最適
Do:「全体像を理解する
助太刀がミッション達成のための組織であることを忘れず、全体最適のために自分が何をすべきか常に意識して行動しよう
Don’t:「地位にこだわる
組織は目的達成のためのフォーメーションであり、最適な組織は常に変わりうる。地位や肩書きに関わらず、最高のパフォーマンスを発揮しよう

キーワード②:「当事者意識
Do:「三遊間を拾う
ミッション達成に向けて必要なことを積極的に見つけ、気づいたら言われなくても実行しよう
Don’t:「他責にする
問題について周囲に不平不満をこぼすのではなく、自分の周りに発生する事象は自分自身もその要因の1つであることを理解し、当事者意識を持って問題解決に動こう

仲間とつくる

キーワード①:「連帯
Do:「困っている人に手を差し伸べる
同じミッション実現を目指す同志として、困っている人がいたら見て見ぬふりをせず、進んで声をかけ助け合える関係でいよう
Don’t:「独りで抱え込む
責任を持つことは重要だが、手に余る仕事を誰にも相談せず抱えるのはただの無謀だ。責任を感じるからこそ、仲間を信頼し、どうやったら前に進むのかを考えよう

キーワード②:「リスペクト
Do:「伝え方にも配慮する
正しければ何を言っても良いわけではない。相手がどう感じるかも考慮し、誰に対して敬意を持って接しよう
Don’t:「伝えることを諦める
表面的な関係性を気にして、言うべきことを言わないことは相手に対しても不誠実である。信頼し合っているからこそ言いたいことを言える関係性を構築しよう

ゲンバ主義

キーワード①:「深く考える
Do:「”なぜ”を繰り返す
表面的な事象をそのまま受け止めるのではなく、原因の深掘りを繰り返して、解像度を高め続けよう
Don’t:「言われたことだけやる
課題や目的を吟味することなく顧客や上司に言われたことだけ進めても、真の課題解決にはつながらない。目的・達成すべき課題を考えて本当に必要とされる仕事をしよう

キーワード②:「多面的に捉える
Do:「複数の視点で考える
顧客ニーズと収益性、定量と定性など、ものさしが変われば見え方も異なる。複数の視点を常に意識して物事の本質を捉えよう
Don’t:「思い込みで進める
物事の理解が深まるにつれ、当初の考えや仮説は変化し、そうすべきものでもある。虚心坦懐に物事と向き合い、変化を受け入れ、価値を生み出そう

職人たれ

キーワード①:「期待を超える
Do:「成果にコミットし、最善を尽くす
期待に応えるのはプロして当然という意識を持ち、そのために普段から準備を積み重ねよう
Don’t:「頑張ったことだけで満足する
期待に応えるために努力は必要だが、当初の目的や成果を忘れ自己満足に陥らないようにしよう

キーワード②:「自己を律する
Do:「細かな行動にも責任を持つ
決められたルールや時間を守るだけでなく、自分の行動が周囲に与える影響を考慮して行動しよう
Don’t:「ルールがなければ好きにする
明確なルールがなければ、TPOに関わらず自分のやりたいスタイルを貫いたり、何を言ってもいいわけではない。顧客など相手の目線に立って行動しよう

バリュー浸透のために

再定義した後は、その内容を組織に浸透させるフェーズです。

これまでの挿入画像で何度か登場していましたが、まずは今回設定した目指す姿などのワードや、pjtの背景や狙いを知ってもらう・覚えてもらうためにバリューブックを作成しました。

野帳風にデザインしました。持ち歩きやすい!
このバリューを今週は意識するぞ!などの使い方ができるよう、マグネット付箋も作成しました
わかりやすいイラストで、よりイメージが湧きやすいように工夫しました

文章にイラストを加えることで、より各バリューの意図が伝わりやすいように作成しました。
こちらのブックに関しての詳細はデザインチームの杉山さん(@sugiyama_skdc)が近日中に公開するnoteでご確認ください。

その他にも以下の施策を実施予定です。

  • 評価制度への組み込み(マネジメント層への理解促進)

  • 表彰、インタビューの実施

  • 社内のポスター掲示

(おまけ)バリュー再定義の裏側

実はこのバリュー再定義のきっかけとなったのはこちらのnoteでお伝えしていた昨年末に実施したオフサイトのリーダー研修でした。

その際に行ったバリュー浸透のワークがきっかけとなり、社内から13名もの有志のメンバーが集まり、全社ワークショップ、ボードメンバーとの議論を通じ、再定義を実現することができました。
改めてこの場を借りてプロジェクトメンバーの皆様、ワークショップにご参加いただいた皆様にお礼を申し上げたいと思います。みなさんありがとうございました!&お疲れ様でした!

全社ワークショップの様子
企画から運営に携わってくれたプロジェクトメンバーの皆さん、ありがとうございました!
再定義難しい〜となっているプロジェクトメンバー藤田さん、山本さん
本当にお疲れ様でした・・・


お知らせ

ここまでご覧いただきありがとうございました!
最後にお知らせです🐯
このnoteを読んでいただいて、助太刀のバリュー、カルチャーに共感いただけた方!
ぜひ私たちと一緒にミッションを実現させましょう!


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