2023年2月 #241：hiko

1月末のシフト提出を忘れていたせいで、2月はバイトがなかった。
じゃあ何をしていたかというと、もう覚えていない。なので特徴的な出来事をしっかりと。

あ、そのまえに、11日にスノボに行ったな。sukeと姉とグエンと。本当はKNも来るはずだったけど、訳あって来なかった。
スノボ楽しいな。泊まりってのもいいし。初めてジャンプもやってみたら案の定ケツ打って痛かった。また行きたいな。

さて、あと書きたいことは1つ。
追いコンのことだ。

21日にサークルの追い出しパーティーが行われた。4年生を追い出す会。
よくあるのは飲み会だけど、俺たちは番組発表会（以下番発）をした。トーク番組とか映像番組とか声劇とか。
俺は声劇の脚本をGABAと共作した。結果的には俺らの自己満感満載だったけど、今となってはいい思い出。三角関係のラブストーリーで、主人公は女。彼氏役と、あとヒロインがいる。そのヒロインは女が昔好きだった男の生まれ変わりっていう仕掛けをした。タイトルは『逡巡』で、生まれ変わりで魂が巡り、三角関係でためらう（逡）っていう意味。

あー、楽しかったな。GABAとあーだこーだ言いながら作ったことも。きっともう2度目はないんだろうけど、普通に会いたいな。

追いコンでもうひとつ。なんならこっちがメイン。
弾き語りをした。
同学年のMPが「曲を作れ」と無茶ぶり（うれしい）をしてきて、こうなった。
12月くらいに話はあったんだけど、なかなか詞が出てこなくて、結局ギリギリになって完成した。当日の朝3時頃に土手で練習してた。
その曲がこの日記のタイトルでもある『一文做』（いちもんなし）だ。
一応、歌詞書いとこ。紙に手書きしたからもう参照するものがない。いつかまた歌うために。

どこかで見たこと聞いたことある言葉ばっかり書いてあるだろう。
そう、俺はまだ「自分の言葉」を見つけていないんだ。だから誰かの言葉を使ってる。そういう意味で｢一文｣(いちぶん)もないっていうこと。

「自分の言葉」ってのは、つまり考えのこと。自分の考えじゃないから自分の言葉じゃないってこと。
そして、｢誰かの考え｣の上で生きているから苦しくなる。｢俺って何のために大学に入ったんだっけ？｣とか｢なんでこの仕事してんだっけ？｣とか。
そうやって自分に最適化されていない生活は、ストレスとなって襲いかかってくる。そのストレスを解消するために、俺たちは金を浪費する。つまり、お金の意味で｢一文｣(いちもん)もなくなるわけだ。

ただ、ネガティブなことばっかり歌いたいわけではなくて、それが｢做｣に現れる。
この字は｢無｣ではなくて、｢為｣の方の意味をもつ。
つまり、自分の考えを持って、浪費をやめて、一文を生み出す（做す）ってこと。
人に出来ることが自分にはできなかったり、自分にだけ不平等に絶望が降りかかったり、そういうのを認めて、｢しょうがない｣って思えたら、もしかしたら自分にだけ出来ることとか、そんなに出来なくもないことに気づけるかもしれない。

そういうことが歌いたかった。

いい感じでまとまってると思う。スペシャルサンクスfor星野源＆プロ奢られヤー。

でもまあ、これ自体が俺の言葉じゃないって言った通り、俺の言葉でこの歌が否定される未来もある。そこも踏まえて、大学生の青二才が作った門出の歌としてのまとまりがあるんじゃないだろうか。

人前で、さらにはステージで歌うなんて数年振りだった。めちゃめちゃ緊張してちょっと詰まったし、メロディーも荒削りだった。そこは反省。
それでも聴いてくれたみんなは褒めてくれたし、すごく良いリアクションをくれた。何より、俺にもまだこんなにプロップスがあったのかと驚いた。
今(9月)の時点で、この日以来あってないんだけど、大好きだ。ずっと大好きでいよう。

ふぅー、最高に気持ちいい自己満日記だ。
もう終わってもいい感じあるけど、一応おまけを。

25日にビートボックスバトルのイベントに行った。
11月に出てきたpalmが誘ってくれた。BEATCITYっていう大会で、世界大会のGBB出場権がかかるバトルイベントだ。
言わずもがな最高だった。細かいことは省略して、特筆すべきことは、SARUKANIのライブがあったこと。SO-SOはいなかったけど。このあとMステに出演するクルーなんだけど、それはまた別の話。

こんな感じの2月でした。

By hiko.