見出し画像

愛読書はめくるめく変わる

どうも。すきまノート管理人です。

今日は、現在の愛読書を3冊紹介します。

昨日、自己紹介の話を書いたときに今回のタグをちょっと紹介しました。今日なら書きやすいかなと思ったので、今日書いてしまいます。


愛読書というものは変わるんですよね。今の愛読書を紹介します。書こうとしたら意外と候補が出てきましたが、あえて3冊に絞るとこういうところかなというものを用意しました。もともと心理学が好きなわたしですが、そういったところが選書に出てきました。

1. なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(東畑開人)

皆様、悩みはございますでしょうか? 著者は、世の中の悩みのほとんどが人間関係にあると断言しています。ひとりぼっちの苦しみを
そして、幸福とはいったいどういうものなのか、生きてゆくためのヒントが隠されているような本です。

不倫をしてもその行為を否定しない、無条件の肯定というものがどういうものなのか、それがどれほど悩む人を助けるか、悩みを持つ人にも読んでほしいですが、カウンセラーを目指す人にもぜ人にも読んでほしい一冊です。

2. こころの処方箋(河合隼雄)

カウンセラーならだいたいの人が読んだことがある、と言われている本です(実際どうなのか知りませんが)。「人の心などわかるはずがない」から始まり、全部で55の処方箋が用意されています。ほぼすべての章が読み切りとなっているので、最初から最後まで読んでもよし、自分に役立ちそうなところだけを拾い上げてもよし、どの読み方もできます。どれも面白いので、すべて読むことをおすすめしたいです。

わたしがよく読むものは、

  • 心のなかの勝負は51対49のことが多い

  • 自立は依存によって裏づけられている

  • 裏切りによってしか距離がとれないときがある

あたりです。

河合隼雄からすると、この本に書かれていることはすべて常識だそうです。このような本が売られるということは、常識が教えられていない、ということらしいです。

確かに、この「常識」がわかっていない人ときたまいますよね。「わたしは○○のことがわかってる!」とか言う人。アイドルに向かって「熱狂的な」ファンが「○○は俺のことが好きなんだ!」みたいなことを本気で考えている人。本当は人の心などわかるはずがないのに。

1. で紹介した本のタイトルもそうですが、漢字の「心」を使わずにひらがなの「こころ」を使っているのがとても面白いというか興味深いところだと思います。なんでですかね? 大野裕先生が監修しているサイト「こころのスキルアップトレーニング」もひらがなの「こころ」が使われています。ひらがなで「こころ」と書くほうが優しい感じがするから、でしょうか。

3. カウンセリングの実際(河合隼雄)

どこかで紹介したと思ったら、ここに書いてました。

カウンセリングとはどのようなものか、ということが書かれている本です。おおまかな様子がわかると思います。カウンセリングとはただ話をするだけのように見えて実は奥深いもの、ということがわかります。カウンセラーはなにもしないのになぜかクライアントは治療される、そんな魔法のような不思議な過程がここにはあります。カウンセラーはなにもしていないように見えて、クライアントの可能性を探っているのですね。

ということで、愛読書で自己紹介でした。今回のnoteはいつにも増してグダグダ書いてしまい読み返したくないので、もうこのまま投稿しちゃいます。

#愛読書で自己紹介

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?