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'23.4 "ARENA HOMME+" NO.206 4月号 ヘチャン インタビュー 和訳

ヘチャンの境地

NCTのヘチャンは無邪気ながら奥の深い大人だった。彼が言うパリのキムチチゲ、この時代のサイン道具、自分の幸運、そして自分の次の境地。

ー今日の撮影はどうでしたか?
面白かったです。写真を撮ること自体が大好きです。ポーズを取るのも楽しいですし。

ーヘチャンさんは本人が写真を撮るより、 写真を撮るのを先にしたんですね。
写真を撮ることにも最近関心を持ってはいますが、撮られるのがはるかに慣れています。

ーたくさん撮れたら、もっと簡単に撮れるんじゃないかと思います。
それでそれを破ろうと努力中です。簡単だということは、僕の枠組みというのができたわけじゃないですか。きれいなものだけを選んで使うことになるんですが、そうすると限定的なポーズだけが出ます。単純にポーズだけでなく、舞台でも何かをする時も同じように、そういうことを破ることを学んでいます。

ーどんどん次の境地に進もうという感じですね。
そうですね。

ーキムチチゲが好きなことで有名です。どんな替え玉が好きですか?
僕は替え玉入れません。お肉だけ。基本。ラーメンを入れると、スープが濁ります。僕はキムチチゲオリジナルが好きです。トッピングはお肉が1位ではありますが、サンマが1.3位です。

ーサンマが思い浮かぶ時ありますよね。特に覚えているキムチチゲはありますか?
パリにツアーに行ったことがあります。キムチチゲを必ず食べなきゃです。それで配達でキムチチゲとキムチチャーハンを頼んだら白いキムチチゲが来ました。キムチを洗って煮たようでした。

ークリエイティブなキムチチゲですね。食べましたか?
初めて接する人は食べられますが、キムチチゲを食べたことのある人はちょっと大変ですよね。

ーその時は悲しかったと思いますが、ツアーに行くと食べ物だけでなくいろんな思い出ができますね。
だからツアーが好きです。合間合間に、余裕のある日はメンバーたちとショッピングもして、また食べて、それがいいと思います。現地に行ってそこの料理を食べるのが、単に地元の料理を食べるからではなく、メンバーと一緒に食べに行くことで、その食べ物に対する友達との思い出が生まれます。僕はそれが大好きです。

ー大人と話してるみたいですね。アイドルメンバーのツアーは旅行ではなく仕事に行くことですが、旅行気分になる時もありますか?
僕は旅行に行く気分です。スーツケースをまとめないといけないし、空港に行かないといけないし、食べ物はもちろん全てが変わるじゃないですか。車に乗ると見えるものまで。ただ訳もなく気分が良くなるんですよ。

ー私はグローバルスターの日常を知らないのですが、荷物を自分でまとめますか?
まずスーツケースを見るとその人の好みが感じられます。好み、何を持っていけばいいのか、何が必要なのかは自分だけが知っていますから。僕はブルートゥーススピーカーと母が作ってくれた漢方薬を持って行きます。

ーヘチャンさん本人がNCTの歌を聞くのはどうですか?
僕の声で音楽が流れること自体が不思議です。僕たちの音楽を聞いていると、「僕が歌手になったんだ」という気分になります。「Irreplaceable(主人公)」を発表した時は、ほぼ一ヶ月間その歌だけ聞きました。

ー今は本当に誰もが知っている素敵な芸能人もそう思うんですね。最初に芸能人になろうと決心したきっかけも覚えていますか?
きっかけもなく、最初から歌手になりそうな感じで生きてきました。それも思い出せない時からぼんやりと。僕が5歳の時から母に「ママ、僕は歌手になる」と言ったのを覚えています。

ーその時のお母さんの返事も覚えていますか?
母はダメだと言いました。 5歳の時もすでにそう言っていたら、僕が考えるということができる時から歌手になることを当たり前に思っていたと思います。

ーそれ以来、素敵な歌手になりました。最近は人気を実感しますよね?
やっと実感が湧いてきました。ただ単にご飯を食べに行ったり、ショッピングをしたりする時、とてもありがたいことに気付いてくださったりします。僕はそれがとても気分が良く、責任感をもっと感じることもあります。

ー人々が自分に気付いてくれることを認知すると、サインのお願いに備えて太いペンも持ち歩きますか?
いいえ、僕はペンを持っていません。最近はペンでサインをもらう方より、スマートフォンのタッチスクリーンに指で直接サインをもらう方が多いです。

ー21世紀ですね。アーティスト生活をしていると、色々悩みそうな気もします。その時、ずっと進む原動力は何でしょうか?
仕事から原動力が生まれます。この仕事が好きで始めた人なので、仕事に対する渇望や渇きが満たされません。満たしたいから、また前に出て働くようになって、新しいことをするようになって、そういうのがずっと仕事を続けさせてるみたいです。

ーさっき話した通り、より良い境地に進むために努力し続けているんですね。私もそのように生きようとする方だと理解します。SNSにあるカメラの写真も努力の一部ですか? 写真が好きになったきっかけはありますか?
元々は写真を撮れないと思って、インスタグラムも作らないようにしましたが、先月日本に行ってメンバーたちが練習するのを撮ってあげたら思ったより上手に撮れて面白かったです。カメラを買ってちゃんとやってみようかと悩んだんですけど、ロンジュンが買わないでって言うんです。「買って何日も使わずにやめるにはカメラが高すぎる」そうですよね。売り場まで行って買わずに出てきたら、一週間経ってもずっとそう思いました。悩んだ末に買いましたが、よく使っています。

ー国際的に成功したNCTメンバーがカメラを一つ買う時、高いと考えるんですか?
当然です(笑)僕に必ず必要ならいくらでも買いますが、"あえてこのお金を僕が使わなければならないのか"という物には使いません。

ー自分が惜しみなく使える所はどこですか?
食べ物です。僕がご飯を奢るのが大好きなんです。僕が好きな人たちとご飯を食べてビールを一杯飲むのが最高の소확행(小確幸:小さいけれど確かな幸せ)なんです。その人たちが気軽に僕を探してほしいです。そんな考えでお会計を僕がします。

ー自分を待っている人でいっぱいの舞台を実際に見るとどんな気分になりますか?
全く緊張しません。あまりにも非現実的なので。東京ドームに立ったら本当に緊張すると言うんですが、いざ5万人と舞台で向き合うとそうじゃなかったです。むしろ練習生の時、職員さん2〜3人の前で評価される方がはるかに緊張しました。その5万人の中には3時間の公演を見るために一日空けて遠いところからいらっしゃった方もいるでしょう。なので僕は舞台に本当に本気です。皆さんはお金を払って来てくださったのに、もし僕が疲れたからといって舞台で適当にすることはできません。それは歌手としてやってはいけないことの一つだと思います。

ー仕事に集中するんですね。
そうですね。ある時は全く覚えていません。本当に集中して、僕が全部注ぎ込むとたまに「本当に思い出せない、どうやってきたんだろう」と思います。その時、いいですね。僕が本当に楽しんで、思い出せないくらい集中して無我夢中にしたんです。

ーそれも境地ですね。文字通り無我夢中の境地。それがこの職業の大きな魅力でしょう。
歌手だとしても、そんな気持ちは簡単には経験できません。

ー本人が一生懸命頑張って成功したものの、今の自分が成し遂げたこと、享受することが誰もが感じられるものではないという自覚もしているんですね。
当然です。僕は無条件に感謝しながら生きていかなければならないと思います。それで僕が得た幸運を分かち合いながら生きようと努力します。

ー 一番大きな幸運は何だったのでしょうか?
今、メンバーたちに出会えたことです。今のメンバーたちがいるということ自体が大切です。"このメンバーたちがいなかったら、どうなっていただろう"と思ったりもします。

ー私はアイドルをしたことがないのでわかりませんが、アイドルメンバーというのはどんな関係でしょうか? 単純に職場の同僚というのも少し違うと思います。
そうです。よく分かりませんが、友達と言っても仕事をしなければならない間柄であり、仕事をしなければならないビジネス関係というにはあまりにも友達のようですから。なのでお互いに守らなければならないことがもっと確実なような気もします。

ー本名がイ·ドンヒョクです。自らNCTヘチャンとイ·ドンヒョクさんを分離するんですか?
はい。分離しようと努力しています。NCTヘチャンは多くの人の前に立つ人ですが、イ·ドンヒョクはその後ろにいます。舞台の上では「僕が最高だ」というマインドで暮らし、舞台の下では「みんな同じ人間だ」という考えを持って生きようと努力します。

ーNCTヘチャンとイ·ドンヒョクさんは、似ている点もあるし、違う点もあるんですね。
そうですね。少し似ている点があります。違う点といえば、NCTヘチャンは舞台の上ですごく自信に満ちていて、自然人のイ·ドンヒョクは常識的に生きようとします。良いことはドンヒョクとヘチャンがお互いに共有して、悪いことは各自の中でだけ消化して終わらせようと思います。

ーいいマインドですね。イ·ドンヒョクさんはヘチャンが好きですか?
世界で一番好きです。

ー私も自然人パク·チャンヨンとパク·チャンヨンエディターを別に考えます。パク·チャンヨンエディターは今こうしてNCTヘチャンさんのようなスターに会って、話を全部しながらインタビューをしなければなりません。自然人のパク·チャンヨンはこういうことが少し怖いです。それでもパク·チャンヨンエディターが出て熱心にしてこそ自然人パク·チャンヨンも豊かに暮らせると思います。
完全に理解できます。僕は完全にI(アイ)です。家でゲームをして映画を見るのが好きなのを見ても分かるように。

ーどんな人として記憶されたいですか?
僕が全ての人々にとって永遠であることはできないと思います。特にNCTヘチャンの場合は、なおさら。少なくとも僕を好きな方々、僕を応援してくださる方々には、僕と一緒に過ごした時間が良い思い出として残ることを願います。

ー若い時からそれをどうやって知るんですか?
こういうことをよく考えます。一人で寝る前にこういうことをたくさん考えました。

ーヘチャンさんの次の境地は、もっと成長したドンヒョクさんがする音楽活動かもしれませんね。いつかは。
ドンヒョクの音楽がやがてNCTヘチャンの音楽になります。NCTヘチャンのすべての音楽が、ドンヒョクの物語でしょうから。ドンヒョクの音楽をヘチャンが歌ってくれます。

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いつの和訳やってんだ?って話なんだけど、時差すぎても残しておきたかったので...
ヘチャンのアイドルとしての仕事との向き合い方がかっこよくて大好きだなって改めてこのインタビューを読んで思った。

仕事の原動力は仕事から生まれるってシンプルにすごくない?この仕事が本当に好きなのがわかるし、ヘチャンがどんどん成長してる理由も全てはそこに繋がってるんだね。かっこいい。

食事にはお金を惜しまない姿もヘチャンを見てるとわかる。この前もBrokenMelodiesの活動中ダンサーさん20人に牛肉を奢ってたし、Treasureのジフンくんとチャレンジ動画撮るために活動期間終わってるのに朝から現場に行って動画撮ってスタッフさんの分もコーヒーを奢ったヘチャン。あまりにも良い男すぎる、、、結婚、、、人見知りの内弁慶くんだけど、こういうことサラッとするんだよね、、、

ヘチャンとドンヒョクを分離してる所も素敵だよね。ヘチャンは最高のアイドルでドンヒョクはみんなと同じ普通の青年なんだと思うとどこか安心する。そして、ドンヒョクは世界で一番ヘチャンが大好き。その事実だけでファンの私も幸せ😭😭

例え永遠じゃなくても、今この瞬間を大切にしてヘチャンという世界最高のアイドルをこれからも応援していきたい。いつも最高をありがとう!!

ISTJのカムバも期待してます💚화이팅💚

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