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私がマッチングアプリから離れた理由

noteで誰かを楽しませたい、とはあまり考えていないけれど、誰も書いていなさそうなことを書きたいとは常に思う。
世の中にはブログを書いている人が星の数ほどいる。そんな中からたまたま私の文章を見てくださる方がいるのならせめて新鮮なことを書きたい。

今回は、私がマッチングアプリから離れてしまった理由について。

  1. 働く姿が見えない

  2. 共通の知人がいない

  3. 身の丈以上の人に出会えてしまう


1 働く姿が見えない

会社での姿を見て、この人素敵だなと思うことがある。 それはバリバリ働いているところかもしれないし、本当に些細な小さなことかもしれない。
嫌われたら出世できないと噂の上司の前で堂々と意見を言う姿とか。掃除のおばちゃんにきちんと挨拶をする姿とか。

アプリで出会うと、そんな職場での様子がわからない。
相手の仕事ぶりが見えないと言うのはちょっと残念である。

例えば、忙しいアピールをする男性だったとして、実際のところがわからない。本当に仕事に追われているのかもしれないし、自分がnoと言えずやたらと仕事を引き受けているだけかもしれない。私がアプリで出会った元恋人はたぶん、後者だった。

しかし、これに関しては出会い方が知人の紹介だった場合も、同じ職場で働いていない限りわからないことだから難しい。

2.共通の知人がいない

自然と自分のコミュニティで出会ったときは、一人ぐらいは共通の知人がいるものである。紹介であれば、紹介してくれた人に話を聞くこともできるだろう。

かつて、私はアルバイト先の先輩と付き合っていた。その時、先輩の友人に相談したり、話を聞いてもらったりしたことがある。私の前では見せない部分を知っている人の意見は貴重である。絶対に踏まない方がいい地雷や、元カノへの接し方。家族とのつきあい方や、男友達へのラインの頻度。

かってにあれこれ妄想して落ち込むよりも、話を聞いてもらったほうがすっきりすることもある。もちろん、自分で本人に確認できる関係が一番なのだけれど。

アプリで出会うと、相手の人間関係はなかなか見えないのは難点だと思う。


3.身の丈以上の人に出会えてしまう

これはマッチングアプリのせいではない、完全に私の問題だ。また、違う世界の人の話を聞くのが好きという女性もいるので、その点では確実にメリットである。

しかし、恋愛をして、果ては結婚をしようとしている私にとってはこのシステムは向いていなかった。
そんなやすやすとプリティウーマンみたいなことは現実では起こらない。(当然私自身もジュリア・ロバーツのように美しく、かつ磨けば光る逸材ではない。ただしオペラは見てみたい。)

ある会社の代表や、誰もが知っているものをつくったデザイナーや建築士。
田舎の芋女が恋をするにはあまりにもハードルが高すぎた。

しかし、アプリを介してしまうとそういう方々と話ができ、実際に会えてしまうのである。
もちろんそこから恋に発展したことはなく、すみやかにフェードアウトされてきた。

繰り返しになるが、そういうちょっと次元の違う人たちと楽しくお酒を飲みたい、話したいという女性にはぴったりである。

まあ、そういうハイソサエティーな人々はスルーして、もっと平均的な人とだけやりとりすればいいだけの話なのだが、やはり人間というものは相手からいいねされると浮かれてしまうのだ。

以上の理由で、マッチングアプリはお休みしている。また時がくれば再開するかもしれない。

その時には美味しい異国のご飯を食べるシリーズとして、ドイツ、スペイン、韓国料理などから攻めていきたい。

くらいのパトロンになりたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。その際には気合いで一日に二回更新します。