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一生のお願いをここで使います。

9/24(土)の新・美の巨人たちは、私が日本人で一番好きな建築家である谷口吉生さんが設計した広島の清掃工場がテーマです。

そこで私からこのnoteを見た方に一生のお願いです。

どうか、新・美の巨人たち、見てください。

前言撤回します、もうSKYキャッスルは見なくてもいいので。
(いや、できたらこちらも見てほしいけど)


というのも、建築の魅力を私がああだこうだというよりも絶対にわかりやすい。

考えるな感じろ、ではなく私の貧弱な語彙力で語った言葉よりも、映像であの美しさを感じ取ってほしいのである。

今回取り上げられた、広島市環境局中工場は映画『ドライブ・マイ・カー』のロケ地としても話題になった建物だ。
(私は見ていないので、どんな風に使われたかはわからないけれど重要なシーンらしい)

工場なのだが、ガラス張りがとても美しい。まだ行ったことはないけれど、いつか見に行ってみたいとずっと思っていた。
(私のタイミングが悪いだけでたぶん平日なら誰でも無料で入れるはず。工場見学は予約が必要)

とはいえ、それは建築好きの話であって、谷口先生を知らない方にとってはなかなか興味を持ちにくいテーマだろう。

安藤忠雄さんぐらい名の知れた人であれば、見てみようかなという気にもなるだろうが、ぶっちゃけ今の皆さんの気持ちとしては谷口先生って誰やねんと思っていると思われる。

では、「GINZA SIXや葛西臨海水族園を作った人」と聞くと少しだけ印象が変わるのではないだろうか。

そう、ご本人はともかく、設計した建物自体は知っている方も多いはずである。

谷口先生の魅力は、なんといってもきれいな水平や垂直。水の使い方。美しい階段。

私はまだ金沢の鈴木大拙館しか訪れたことがないのだが(冒頭の四角い建物)、いつかニューヨークのMOMA含めて全制覇したいなと思う。

以下公式サイトより。

近未来の世界のような、巨大な機械が並ぶガラス張りの通路。ここがゴミの焼却工場と知れば、誰もが驚くでしょう。『広島市環境局中工場』は日本一美しい清掃工場。設計したのは、ニューヨーク近代美術館や葛西臨海水族園などで知られる世界的建築家・谷口吉生。閉鎖的な清掃工場が多い中、なぜ谷口は「見せる」建築にしたのか?そして、建築を貫く一本の線の意味とは?自身の建築について語ることを避けてきた谷口吉生が今、設計に懸ける思いを語ります。

美の巨人たち 公式サイト紹介文


絶対に見て損はないし、谷口先生がご自身の建築について語るところなんて、私は一度も見たことがないのでとても貴重だと思う。

今読んでくださっている方、私の記事にスキなんてしなくていいので、どうか、録画予約するなりリアルタイムで見るなりしてください。

細々と集めている谷口先生グッズ


くらいのパトロンになりたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。その際には気合いで一日に二回更新します。