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呪いの言葉?「調子に乗るな」で、努力や成果をなかったことにしない。

子どもの頃から言われていた呪いワードに、「調子に乗るな」があります。テストで良い点を取った、洋服を褒めてもらえた・・・そんな嬉しいときに、「調子に乗っちゃダメよ」と来るわけです。

これはおそらく、「謙虚でいなさい」という意味合いだと思うのですが、まぁ、テンション下がりますよね。子どもの頃はもっと真っ直ぐ受けとめてしまい、「自分のことを喜ぶって、恥ずかしいことなんだ」と思っていた気がします。

あえて前向きに言い直すと、「自省が働く」なんでしょうか。
でも、「自己肯定感が低い」とか「自信がない」などは、このような不必要の自省が、少なからず影響してるんじゃないかなと思います。

なぜこんな話をするのかというと、オンラインやメディアには「日本はダメだ」って論調が多すぎると思うからです。自分のことをつい咎めるクセがあるから、世の中や社会の出来事、つまり自分が住んでいる世界にもダメ出しをしていかなくては、気が済まなくなっている。

そうしないと、もっともっと悪いことが起きる・・・。そういう、メンタリティになってるんじゃないかと考えていました。

もちろん、声をあげていくことや、振り返って次に生かしていく活動は必要です。でも、良かったこと、できたことは、個人・組織・社会レベルで認めていかないと、次はもっと良くしていこうというパワーも生まれません。

緊急事態宣言が解除され、新しい生活や働き方、経済のあり方を模索していこうとしています。何かアクションがあるごとに、様々な意見が飛び交うでしょうが、「ここで褒めたら、認めたら、悪いことが起きる」ってことは、ないと思うんです。

新型コロナウイルス感染防止の対策について、日本は、政府、医療関係者をはじめとして、社会全体で取り組んできたと思います。まずはその結果を正しく受けとめて、次はどうしていこうか?と、個人レベルでも行動していきたいと考えます。

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