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Netflix「サンクチュアリ-聖域」を見たよ

5月4日からNetflixで配信が始まった日本制作のドラマ「サンクチュアリ-聖域」を見ました。全8話。

不良青年✕相撲の話。
そこそこバイオレンスなので、万人受けではないかもしれないけれど、私はおもしろかったです。

(以下、ややネタバレあり)

主人公の猿桜(えんおう・四股名)が、色んな意味で痛い思いをしながら、相撲にはまっていくストーリーの流れと、彼を取り巻く角界のさまざまな思惑がからみあい、ときにはサスペンスのような展開で、8話分があっという間でした。

猿桜が「本気出す」まで、それなりの話数をかけているため、「まだー?」みたいなじれったさを感じるときはあったけれど。

なにより、脇役のキャラが濃かった、濃かった。
それぞれが、それぞれに「相撲が好き」で「相撲から離れられない」人たち。

とくに「うわー!」と声を上げてしまったのが、龍谷部屋の真実が畳みかけるように明らかになっていくところ。

作中、もっとも相撲に真摯に向き合っていそうな龍谷親方も、何かにすがらずには立っていられなかったのだ。

その拠りどころとなる存在とのやり取りからは、龍谷親方が背負ってきたものの重さが感じられて、誰も彼を責めることはできないよな、と思うしかなかったです。龍貴さん強く生きて。

犬嶋親方、ずっとEVILでよかった。
あのままでいてほしい。

飛鳥ちゃんは、コンプライアンスいうわりには不倫しちゃうの、個人の倫理観迷子すぎない…?と思ったのだけど、良くも悪くも素直なだけなんですよね。

本人は「自分生きづらい!」と考えてそうだけど、自由っぷりは作中ナンバー2に間違いない(トップは猿桜)

あと、猿谷関の俳優さん、まじ猿谷センパイじゃん!ですよ。人生いろんなことがありますね。

メイキングや作品の関連情報を見ていると、出演者は俳優として長いキャリアを持つ人たちばかりではないことがわかります。

それを、まったく感じさせない作品づくりの裏側が気になる。演技指導や演出、映像の作り方、いろんな要素が関係しているのでしょうね。

良いコンテンツをつくるうえでのコミュニケーションやチームビルディング、どうしてるんだろう〜。

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