シュートには波があり、日によって当たり外れがある。ディフェンスが悪く、オフェンスに頼るチームは、その日のシュートの調子によって勝敗が左右されることが多いため、成績が安定しない。シュートが入る日は信じられないくらいの点差で圧勝したり、その翌日に信じられないくらい大差で負けたり。

一方ディフェンスは、やれるか、やれないかの問題であり、安定した高い勝率を残しているチームはまずディフェンスが良いチームだと思われる。河村くんが今シーズンの敗戦後にいつも言い続けていることは、ディフェンスからしっかりやりたいということ。ディフェンスさえ良ければゲームは崩れない。シュートの調子が悪くても、なんとかディフェンスで粘ることができれば、点差はそこまで開かないし、最後まで勝利のチャンスが残る。

とはいえ、正直なところ今シーズンのメンバーでディフェンスで守り勝つというのはもう難しいのかもしれない。オリバーはボールを持っている自分のマークに対して信じられないくらい下がり過ぎているし、下がっているのに抜かれる。FE名古屋には完全にディフェンスの穴として狙われていた。ユトフとカイソットは腕の長さはあるけれど、フィジカルはなく、昨シーズンにCJがやり続けていたようなバンプ（ボールのないところで相手のコースに先に入って体をぶつけ、相手の行きたいところに行かせないようなディフェンス）はできないため、相手もなかなか消耗しない。チームとしてピックアンドポップの対応もいつまで経ってもできないし、昨シーズンの赤穂雷太のレベルのディフェンスをしてくれる日本人選手はおらず、今振り返れば今シーズンのチームの成績が安定しないのも理解できる。今週末の試合は強豪アルバルク東京。少しでもエナジーの高いディフェンスをして、土日のどちらかでシュートが大当たりすることを期待したいところ。ビーコルの弱みを隠し、勝ってるところで勝ちにいく、そんな戦法が求められる。

今季安定した強さを見せるアルバルク東京は平均失点がわずか70点（宇都宮に次いでリーグ2位）であり、この強固なディフェンスが今季の安定した成績に繋がっている。現在37勝9敗、東地区で宇都宮に次いで2位。3月の成績は5勝2敗。島根や千葉を相手に負けてはいるが、連敗はなかなかしない。

どう戦えばビーコルは勝てるだろうかと考えながらアルバルクのロスターを見てみるが、なかなか頭が痛い😓

やはり目立つのが豪華な外国籍3人（サイズ、メインデル、グダイティス）＋ロシターだ。いくらお金をかけてるのか知らないけど、この外国籍枠＋帰化枠の豪華さは琉球のそれに匹敵する。有名人のロシターとサイズは説明不要かもしれないけど、今年から新加入の2人もかなり強烈よ。

そしてこの豪華なメンバーを操縦するのが今季加入のPGテーブス海。ウイングにも安藤周人がおり、渋いザックバランスキー、そしてビーコルに来るはずだったのに（しつこい）気の迷いでアルバルクに行ってしまいエースになり損ねた小酒部（炎上か🔥）。どうしたら勝てるかなぁと睨めっこしてるけど、やはりうちが勝てるのは河村くんのスピードだな（またそれか）。テーブスと橋本ではスピードでついてこれないと思う。アルバルクは小酒部を河村につけてくるかもしれないな。それでもスピードでは勝てる。今シーズン本当はもっとたくさん見たかった河村からキング開の超高速速攻、これをどんどん出していきたいね。

スタメンマッチアップ予想
河村🆚小酒部
須藤🆚テーブス
オリバー🆚メインデル
ユトフ🆚サイズ
ソット🆚ロシター

もうゲームを荒らすしかない。早い展開で荒れた展開に持ち込めれば少し勝機が出てくるか。豊玉のラン&ガンだ。ザッキーも田中力も含めてフレッシュな選手をどんどん出して、ガンガンディフェンスして、ボールを取ったら走りまくれ！大事に大事にという気持ちは捨てろ。落ち着いた展開、がっぷりよつの勝負になったらほぼ勝てない。

CSがどうとか、残り全部勝つとかもういいから、そんなプレッシャー取り払って、目の前の試合をみんなで楽しくやろうぜ。失うものは何もない。負けて元々なんだし、一泡吹かせてやるくらいな気持ちで気楽にね。

今節の2試合で今シーズンの横浜国際プールの試合が終了。今シーズンはチーム成績だけじゃなく演出問題とか色々不満も生じたけど、横浜国際プールの最後の最後は楽しく勝って盛り上がって終わりたいよ。正直なところ、FE戦敗戦のショックもあって、これをやればいける！っていう前向きな作戦もなかなか思い浮かばなくて、note書くのも辛かった。でも今回はホームゲームだからね。今こそ海賊ブースター一丸となって会場を盛り上げよ。やってやろうぜ！！！
ゴビコ！！！！☠️