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わたしの夢は世界一周じゃなくなった

「世界一周したい!」

純粋に1年前までずっと言い続けてた。
高校生の時からの夢だった。
ほんとはこの9月に出発しようとしてた。

でもやめたの。

いつまでだったかな、純粋に追いかけてたのは。
いつのまにかどうでもよくなった。

去年の冬に両親から世界一周を本気でするならちゃんとしたプランを出しなさいって期限を設けられたんだ。
でも、
「TABIPPOが忙しいから」
「DREAMの運営が大変だから」
そんな言い訳を並べて考えないでいた。

きっともうその時には世界一周なんてどうでもよくなってしまってたんだろうな。

たぶん本気ならその時にTABIPPOを投げ出してでもわたしは世界一周のことを本気で考えてたと思う。
でもそうしなかった。
忙しいを言い訳に考えないでいた。
それがわたしのこたえだった。

いつだって自分が親不孝者に思える。
きっと三姉妹の中で1番親に迷惑をかけて、心配させて、わがままに自由奔放に生きてきた。
だからママは海外にいるわたしに困った顔してるんだろうなって。
その顔が思い浮かんだら少し申し訳なくもなる。

それでもわたしの海外への憧れは止まらないんだ。

はじめて海外のドラマを見た小学生の時。
日本とは全然違う世界が画面越しにあった。
わたしを海外に行きたいと思わせるには十分なくらい。

はじめて海外に行った高校1年生の夏。
ニュージーランド🇳🇿
肌寒くて冬のいい匂いがした。
まわりが全部英語だった。
都会すぎない、自然豊かでずっといたくなる、そんな場所だった。

4年の月日を経て、わたしは自分で働いて貯めたお金でニュージーランドに来たんだ。
懐かしい街並み、懐かしい匂い、懐かしい人たち。
ここに住みたいって思った。
思いはじめたら妄想がとまらなくて、

こんな家がいいな
この街に住みたいな
ここでこんな仕事できたら面白そうだな

どんどん頭に浮かんできた。

行ってみたい国とか食べてみたいものとかはたくさんある。
それでもわたしはきっとニュージーランドに戻ってくる。
直感だけど自分の中でそんなこたえが出たの。

わたしの夢はいつか絶対にニュージーランドに住むこと。
それがどんなに難しくても、どんなに反対されても
この夢だけは譲りたくない。消したくない。

ps.
これを本人が読んでるかはわからないけど。
わたし去年のDREAMファイナルに出た1人の女の子にすごく救われたの。
べつにメンターだったわけでもないけど、
ただのコンテスト統括と出場者っていう関係でしかなかったけど
逆境に逆らってもがいて必死に夢を伝えようとする姿がわたしに勇気を与えた。
もっと挑戦したいって。
だからありがとうってずっと思ってる。
DREAMリーダー頑張ってよかった〜って思えたの。

もう1人。去年一緒に活動してた同い年の子。
9月からドイツで夢を叶えに行くって聞いたとき純粋にすごいな〜って思った。かっこいいなって。
わたしもがんばってみたいなって思えたの。
ありがとう、がんばってきてね!

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