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【クリミアにロシアの逃げ場なし】ウ軍の長距離ミサイルATACMSがロシア軍を次々粉砕中【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ウ軍ヘルソンで奪還|クリミア大橋破壊間近!ロシア経済失敗で国民窮乏 分離独立加速へ


【4月29日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:35 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:41 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
1:51 「ロシアの崩壊避けられず●なまぐさい内●へ」フランス陸軍大将
2:44 ロシア経済過熱しすぎ 失業率2.7%実質賃金上昇年率38%
4:00 クリミア大橋破壊寸前 リトアニア大使示唆
4:47 各地域の戦況
5:01 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
7:59 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
11:20 後方地域の爆発炎上事件
12:11 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
12:58 ウクライナ軍が奪還したネストリハ島の様子をご覧下さい

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから795日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1095名
戦車11両
装甲戦闘車20両
砲43門
多連装ロケット1両
防空システム1基
ドローン22機
その他車両49両
となっています
戦線全体で一日で88回の地上戦の報告がありました
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、1対3.7で、
ウクライナ側の損失数に比べ、ロシア側はその3.7倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、軍用トラック、戦車など高水準で、
反対にウクライナ側は特に傾向がありません

■ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
フランスのヤコブレフ将軍は、「ロシアの崩壊は避けられず、ソ連の崩壊よりもはるかに悲劇的になる」と述べました
フランス陸軍大将で国防高等研究所国防政策部長のヤコブレフ将軍は、軍事専門家とのインタビューの中でロシアの今後について説明し、
「ロシア中央政府の弱体化が地域の分離独立を引き起こし、ロシア領内のあらゆる場所で独立が宣言される
(6つに分かれて独立した)旧ユーゴスラビアを10倍にしたような出来事になるのは避けられない」と述べました
また、「ウクライナ戦争は前菜のようなもので、
プーチン政権が大きく加速させたロシア崩壊は、ソ連崩壊よりはるかに血なまぐさいものになる」と強調し、ロシアの劇的な崩壊を示唆しました
2番目
ロシアの3月の失業率が発表になり、過去最低の2.7%に達しました
ロシアの失業率は12月の3%から月を追うごとに0.1%ずつ減少し、経済の過熱ぶりが明らかになりました
中央銀行の経済レビューでは、すべての地域、すべての業種で労働者が不足し、アナリストによると、「ロシア経済は極度の過熱で、今後さらに悪化するだろう」と述べました
経済の過熱はインフレを招き、
2月のインフレ調整後の実質賃金は昨年2月と比較した場合の年率で10.8%上昇したほか、
さらに1月に比べた1ヶ月間で3.2%も上昇し、年率換算で38%の驚異的な上昇となりました
これに対する唯一の処方箋は金融引き締めですが、ロシアの政策金利はすでに16%で、
これ以上の金利上昇はロシア国民が借金で首が回らなくなることが容易に予想され、金融政策が行き詰まり、経済がゆっくり崩壊していくのを見るしかなさそうです
3番目
リトアニア元外務大臣で駐スウェーデンのリンケヴィシウス大使はSNSに投稿し、クリミア大橋の破壊を予告しました
投稿はクリミア大橋、ATACMS、悲しい顔をしたプーチン大統領のコラージュが添えてあり、「まだ記念写真を撮る時間はある」と書きました
今週、アメリカはATACMSをウクライナに移転し、すでにクリミアの軍事目標に使用されたことが明らかになり、戦争研究所ではATACMSの最適な使用方法についてウクライナ軍にアドバイスをおこなったと伝えています
5月9日のロシア戦勝記念日にあわせて何かイベントが起きるかもしれません

■それでは、各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で日付とともに追いかけることができます

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面


スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
ベレストーベ付近で13回、
スバトベ・クレミンナ線で14回、
シベルスク周辺とバフムト方面で8回
攻撃をおこないました

○クピャンスク方面


キスリフカでは、
これまでロシア軍の占領の可能性を
お伝えしてきましたが、
確認できる情報が出てきました
位置情報つきの映像によると、
駅とその周辺をロシア軍が占領しました
お見せしているのはロシア側のもので、
地面から煙が立ち上る中、
占領を示す旗を掲げているところとなっています
その範囲を係争地から
ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました

キスリフカ


面積は1平方キロほどになります
少し地図を引くと、
キスリフカの南には
タバイフカの突出部があり、
今後ロシア軍はその間にある
コトリャリフカを包囲する可能性が考えられます

タバイフカ/コトリャリフカ

○スバトベ・クレミンナ線
○シベルスク周辺


この方面でロシア軍はテルニー、
ビロホリフカ、
スピルネ、
ヴィムカで攻撃をおこない、
局地的な陣地戦がおこなわれましたが、
戦況図に変更はありませんでした

テルニー、ビロホリフカ、スピルネ、ヴィムカ

○チャシフヤール方面


この方面ではロシア軍は将来の
攻撃作戦に向けた準備をおこなっています
ウクライナ軍の第26砲兵旅団の
カラシニコフ報道官は、
メディアのインタビューに応じ、
「ロシア軍は
側面から攻撃をおこなうことが多いが、敵はイワニフスケを占領できず、側面攻撃ができない
すると直接攻撃を
おこなうかもしれない」と述べ、
チャシフヤール攻略への条件が
まだ整っていないことを指摘しました

チャシフヤール


またロシア軍の攻撃の方法については、
「まず対空砲を陣地に向けて発砲し、
その後空爆したあと歩兵が突撃する」と説明し、
陸軍と空軍が協調して
攻撃をおこなっていることを付け加えました
この方面で戦況図に影響のある情報は
ありませんが、
イワニフスケでは位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍が地図で示した場所に
ドローンで攻撃をおこなっていることから、
戦況図を見直した結果、
ロシア軍はイワニフスケを
完全に占領できていないことが判明したため、
市街地の一部をロシア軍占領地から
係争地に戦況図を修正しました

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカの天気は、くもりのち雨
最低気温は14度、最高気温は28度
今日の天気予報は、
雨のちくもりとなっています
風は8メートルくらいの
やや強い風が吹いています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況について
お伝えします

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は35回
攻撃をおこないました
最大の焦点となっているオチェレティネ付近では、
ロシア国防省は南にある
ノヴォバクムチフカの集落の占領は
発表しましたが、
オチェレティネの占領は
発表していないこともあり、
ウクライナ軍の抵抗が続いています
ウクライナ軍の戦略作戦部隊の
ヴォロシン報道官はウクライナのテレビに登場し、
昨日の動画でお伝えしたことと
重なりますが、
「ロシア軍はオチェレティネに4個旅団を集め
拠点を築いているものの、
ウクライナ軍が砲撃により占領を阻止し、
激しい地上戦になっている」と述べました
1番目
ケラミク、ノヴォカリノベ、
その西のオチェレティネでは
戦況図に変更のある情報はなく、
ロシア軍はケラミクの北と南、
オチェレティネの北と西で
ウクライナ軍の陣地を突破しようと
していますが、ウクライナ軍も防衛し、
ロシア軍占領地に変更はありません

ケラミク、ノヴォカリノベ、


細かいことですが、
ロシア軍の攻勢の勢いが低下したことから
オチェレティネの西の係争地は縮小させました

オチェレティネ


2番目
ソロヴィオヴェ、
ベルディチ、
セメニフカでも戦況図に変更はなく、
シルスキー司令官はウクライナ軍が
ベルディチとセメニフカから撤退したと発表し、
撤退は完了したと思われます

ソロヴィオヴェ、ベルディチ、セメニフカ


3番目
一方ネタイロベでは、
位置情報付きの映像によるとロシア軍が前進し、
集落の3割程度を占領しました
ウクライナ軍の攻撃情報から判明しました
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
その場所までロシア軍が前進したとして
戦況図を更新しました
それ以外はロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
ロシア軍はこの方面で
戦術的に前進しているため、
追加の戦力を投入したいところですが、
その分チャシフヤールの攻撃を
おこなう戦力が減少してしまいます
戦略的にはチャシフヤールの占領の方が
はるかに重要であることから、
目の前の前進を選択するか、
将来の戦力を温存しておくか、
悩ましい選択を迫られています

ネタイロベ

○マリンカ方面
○ブフレダール方面


この方面でロシア軍は13回
攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした

●後方地域


1番目
タタールスタンにある
カマズトラックの本社工場で
火災の報告がありましたが、
詳しい情報は不明です
この工場はディーゼルトラックや
エンジンを作っている工場で、
軍用トラックの主要な供給元となっています
タタールスタンでは、17日に
Tu22、Tu160戦略爆撃機の製造・修理工場に
無人機攻撃がありました

タタールスタン


2番目
正式な発表は今のところありませんが、
ロシアのSNSでは、
クリミアのタルカンクート岬で爆発があり、
ロシア軍の防空システムが
ATACMSにより攻撃を受け、
破壊されたとの情報があります

クリミアのタルカンクート岬

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍は
スタロマイオルスクとロボチネで2回
攻撃をおこない、
クリンキーでも数回の攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退しました
一方シルスキー総司令官は、
ウクライナ軍が最近ネストリハ島を
制圧したと発表しました
この島は昨年7月に
ウクライナ軍が一度奪還し、
その直後にロシア軍が反撃して
係争地となっていました
戦況図ではこの付近一帯を
ウクライナ軍の奪還地として
ずっと表示していましたが、
範囲を見直して表示しました

■その他


今日は、
そのネストリハ島の周辺の
自然豊かな様子を動画の最後までご覧下さい
ロシア軍とウクライナ軍はこのような場所で戦っています
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました


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