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「皇帝」からのメッセージ

数週間前、自分に行き詰って身動きが取れなくなっていた時に、ふと自分宛に引いたタロットカードの意味が、今ようやく少しずつ分かってきました。

その時は、読んだ内容が実際の私の現状と「合わない」ことを理由に、それ以上の深堀りをする事も無く終わりましたが、例えその瞬間、その時の自分には到底理解出来ないことでも、時間が経って初めて分かることがあるということ。


「自分の身に起きた出来事には全て意味がある」というのは「こういう事なんだ」というのが、自分の中で少しだけ明確になったと同時に、目先の大きな出来事ばかりに囚われて、本当に大事な事を見逃す傾向にある私は、日々そうして自分の身に起こる些細な出来事からこそ「学ぶ」ことの重要性もまた、今は改めて実感する事となりました。


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私が読むタロット「皇帝」の解釈は、

・経験の浅さを外見で取り繕う
・偽の威厳
・まだまだ青二才
・血気盛んだけど、攻める一方で受け身がない
・自信家で野心家
・自分の意見に対する偏り
・足元を救われる
・本当は誰のことも信用してない
・他人を過小評価し過ぎる


と、世間一般で知られている情報とはだいぶかけ離れたものと思いますが、あくまで私の「感覚」で受け取ったものを形にしているため、もしかしたらその時々で解釈が微妙に異なる場合があるのかも知れません。


また、今回私が感じた情報をさらに掘り下げると、

もっと周りを頼っていい
自分以外のものを信じて預けてみる(委ねる)勇気
人の話を聞く(他人の意見に耳を傾ける)

タロットカード「皇帝」からのメッセージ


といった内容となりましたが、その時はちょうど「食べたら太る」恐怖の真っ只中で、自分でもこのメッセージが「何のことやら?」と上手く受け止められなかったのですが、そのこと自体も忘れかけていたつい先日のこと。


職場で同僚が私に「◯◯ちゃん(私のこと)、もっと私に任せてよ」と放った一言に、思わずハッとさせられました。

私、やっぱり周りの事全く見えてない、自分本位なんだって。


昔から私は、仕事で周りが嫌だと思うような業務には率先して飛びついたり、特に誰から頼まれてもいない中常に自分が周囲の倍以上の仕事容量でいないと気が済まなかったのは、そうでもしないと「人より上の地位が守れない」からだったこと。

「自分は誰よりも身分が劣っているから、人と比べてそれくらいの『ハンデ』がないととてもじゃないけど人と一緒には居られない、対等な目線では居られない」と、ずっと自分の価値の無さが原因かと思ってましたが、それ、違ったようです…

そのくせ当の本人はいつもキャパオーバーで、「なんで私ばっかり」と自分の悪行が招く現実を周囲のせいにする始末。
もうめちゃくちゃですが、それと同時に今湧き上がっているのは、いかに自分が周りの人達に助けられて来たのかという思いです。


私がちゃんと周りを見なかった、人の話に耳を傾けて来なかったせいで、いつだって差し伸べてくれていたかもしれないその手を無下にしてしまっていたのは私だし、「みんなが私をバカにする」と散々思ってきたのも、実際に周りを過小評価し過ぎて見下していたのこそ、私でした。


みんなに、

「助けて欲しい」
「お願いします」
「教えて下さい」


と、素直にそう言ってみたいだけだった自分に、改めて気付かされました。


今は、あの時の「皇帝」からのメッセージを有難く受け止めて、次は「行動」で実践です。


また今回を機に、もっと様々な場面でカードを通じてのリーディングをしてみたいと、どんな風にそれを形にできるか、新しいワクワクが増えました。




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