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畑にお邪魔してみた

最近、知り合いの畑にお邪魔してみた。知り合いは、東京から移住してきた方で、今の職場で仲良くなり、彼女は転職して、今は働く場所は違うのだけれど、連絡を取り続けている私にとっては癒しのお方。

当日、明石駅で待ち合わせをし、バスに乗り換え、とあるバス停を降り、徒歩数分。緑いっぱいの場所に到着。その中に、彼女がレンタルして去年の夏から築き上げた畑があった。想像していた以上に緑が溢れており、なんというか緑が深くて、土も、生きていると感じて、虫も沢山いて驚いた。

よく考えてみると、微妙な田舎育ちだけれど、転勤族の私は、土を触って遊んだ記憶が薄くて。幼少期の社宅の砂場レベルである。インドアだったこともあったが、高度経済成長期の日本だと、当時の親たちは今のように、こどもたちを敢えて自然で遊ばせようとしていなかった気がする。だから、どろんこまみれで遊んだという記憶はなく、今回畑にお邪魔してみて驚いた。土や虫ってこんな感じなのか!?なんか、ええなぁと感じた。

畑では、旬の野菜を収穫させてもらったり、草刈りをしたり、肥料を蒔いたり。おにぎりを食べたり。2時間ぐらい滞在。子連れでお邪魔したが、こどもも各々楽しんでいた。(虫怖い!きゃー!とか言いながらも、大きなカエルが飛んでいるのをみると、もっと見たいと探し回っていた)

そろそろ帰ろうという時間になり、彼女が大荷物の中から、ペットボトル(家から水を持ってきてくれていた)を取り出し。水道ないから、手と長靴の裏だけ洗いましょうか・・・と貴重な水を恵んでくれた。いつもは駅で手を洗うが、今日はみんなで移動するからと、気を遣って水を持ってきてくれていた。

水道があって、消毒液があって、マスクをして。ここ数年のコロナもあったし。こんなに生きている感覚って感じたことがない。そもそも生まれてこの方、感じたことがないかも。

たくさん持たせてもらった野菜。帰って土を洗って茹でで食べてみると。じゃがいもはじゃがいもの味がする。大根の葉も硬くて美味しい。

ここ2週間くらい、畑でも感覚が忘れられず、私もやれることをやってみようか・・・と家の裏にホームセンターで買ってきたトマトの苗を地植えしてみる。

トマト、育つといいなぁ。

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