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次世代のクリエーターのマネタイズ方法

みなさんこんにちは、すみです。

最近、世界全体でマネタイズ方法が変化してきています。

今までは、CM、Youtube、アフィリエイトなどから分かるように、広告料で稼ぐというのがメインだったと思います。
しかし、そのマネタイズ方法がCookie制限やコロナの影響で崩れてきています。

そんな中、各プラットフォームは広告に頼るマネタイズ方法から、クリエイティブやクリエーターを重視するマネタイズ方法に変化してきています。

例えば、Twitterのスーパーフォロー、Youtubeのスーパーチャット、Patreonなどのクリエーターを応援するプラットフォームなどクリエーターに直接課金するタイプのマネタイズ方法が増えています。

この流れは、ブロックチェーンなどの技術によってさらに加速すると予想されます。

今回は、クリエーター主体の経済における、クリエーターのマネタイズ方法についてお話したいと思います。

クリエーター主体のマネタイズに変化する背景

まずは、なぜ今クリエーター主体のマネタイズ方法に変化していっているのかについてお話します。

今までは広告収入ありきでマネタイズするビジネスモデルでした。
その結果、広告主ファーストなプラットフォームのつくりになっており、コンテンツそのものをマネタイズできる方法ではありませんでした

ですが、最近はこの広告ありきのマネタイズ方法が変化してきています。

背景には、Cookie制限によってターゲティング広告が打ちにくくなったり、アフィリエイトがやりにくくなる可能性があると考えられています。
これにより、広告収入に頼っていたプラットフォームは広告収入が大幅に減少することになります。
これを見越して、各プラットフォームは広告以外に他のマネタイズ方法を検討せざるを得ない状況になっています。

また、コロナ禍でアメリカを中心にクリエーターを中心に経済が回るクリエーターエコノミーが急速に発展したこともあり、クリエーターが力を持つようになってきたこともあります。

このような流れから、広告主体の経済が崩れ、クリエーター主体の経済に変化してきています。

クリエーター主体のマネタイズ方法

マネタイズ方法が広告でなくなったら、どのようにマネタイズするのでしょうか?

この流れで注目されている方法は以下のようなものがあります。

■ サブスクリプション
■ NFT
■ ソーシャルトークン
■ ニュースレター

全体を通して、コンテンツやクリエイティブを売るという方法になっています。

ひとつひとつ深堀していきます。

① サブスクリプション

NetflixやSpotifyでおなじみの、月額課金制のマネタイズ方法です。

最近は広告収入ありきでマネタイズしてきた企業などは、サブスクリプションにシフトする流れが強いなと感じています。

ユーザーを増やすほど安定した輸入を得られるという点はメリットです。

SNSでいうと、Twitterが最近発表したスーパーフォローはサブスクです。
月額4.99ドル(約500円)から課金することでクリエーターを応援できる機能として注目されています。

サブスクリプションについては別の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

② NFT

今、最もホットな話題と言っても過言ではないNFT。
Non Fungible Tokenの略で日本語に直訳すると、唯一無二のトークンという意味になります。

ネット上のデジタルアートを物理的に存在する絵画などのアートと同じように唯一無二の価値があるものとして証明できる技術です。
NFTを利用すれば、音楽やデジタルのイラスト、動画などをコピーや改ざんされることなく管理が可能になります。

最近では、イーロンマスク、スクエアエニックス、コインチェックなど著名人や日本の企業もNFTに参入し、盛り上がってきています。

NFTについてはこちらの記事に詳しく書いているのでぜひ読んでみてください。

③ ソーシャルトークン

ソーシャルトークンはクリエーターやコミュニティによってつくられたトークンのことです。

難しいですが、例えるなら株がわかりやすいと思います。
クリエーター自身が発行する株(トークン)をファンが買って活動を応援するようなイメージです。

ここ一週間でアメリカを中心に流行っているBitCloutがソーシャルトークンの一種かと思います。

④ ニュースレター

いわゆるメルマガです。

なぜ今更メルマガ?と思うかもしれませんが、Cookie制限の影響で広告が打ちにくくなっている背景と、費用対効果の高さから再び注目されています。

広告が打ちにくくなっている中、確実に自身のファンにターゲティングしてコンテンツを宣伝することができ、広告料もそれほどかからないので、コロナ禍で広告費を削減された企業のマーケターはニュースレターへの投資を増やしたとのデータもあります。

また、クリエーターエコノミーが進む今、ファンとの深い関係を作るための方法として、重要と考えています。

ニュースレターついてはビジネス系インフルエンサーのマナブさんとイケハヤさんも対談しているので、こちらの本もぜひよんでみてください。

以上、次世代のクリエーターのマネタイズ方法についてでした!

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