「出来ない人」出身でよかったとつくづく思う
#168
こんにちは
話す声を育てるボイスインストラクター
スミエです
スクールで教える側になって5年目。
今つくづく思うのは「出来ない人」出身で良かったなーって事です。
私、声に関してはホント不出来で…
いつも「惜しい」くらいまでしか出来なくて
あ、元々は歌が上手くなりたかったんです。子どもの頃から歌が好きで、でも気づいたら無茶苦茶下手で驚いた。
そんなところから始まって、大抵のことは器用にこなせるのに歌、声だけは歯が立たず…出来ないからこそここまで続いた感もあり
大人になってからずーーーーっとボイトレに関わる人生。苦手なことが一番続いているので人生不思議なもんです。
でも、ちゃんとした方法がわかると出来るようになるもので
ある時から習う側から教える側にチェンジ。
この教える時の宝になっているのが「出来なかった経験」
きっとデキる有能なタイプだったとしたら、今ほど伝えられなかっただろうなと思うのです。出来ない人の気持ちはよくわかる。
やっぱり野球を習うなら、長嶋さんよりイチローの方が上手くなれそうじゃないですか?天才に教えてもらうのは、こちら側の器も必要で。
そう思うと、どんな経験も無駄はないと思うけど…
でもダメな時期が長すぎるのも人間腐っちゃうと思うから、なるべく最短で「できる」までサポートしたいといつも思います。
私はいつも上手くなっていく人を見送る側だったので
できれば全員を連れていきたいと思うんですよねー、デキる世界へ。
ホントのゴールは「出来た」じゃなく
磨いたその声でどう生きるか?何をするか?
そのゴールでありスタートである地点から向こう側が本番。さっさとみんなで楽しい世界で生きようよ♪ って思ってます。
じゃ、また。
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さあ、自分に戻ろう!
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