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【 ボイトレすると、 どうなるの ? 】


10日目

ただいま、こちらのプロジェクトに参加してます (^-^)

「ボイトレしてます」

と言うと、決まって「歌、お上手なんですね」と言われる程、日本では馴染みのうっすーいボイストレーニング。

でも、私の周りには歌手でも俳優でもない、ごくごく普通の人がボイトレやってます。ナゼかと言うと、「声の出し方」をお伝えしているから。声の出し方なので、歌のもっと手前の事です。
ボイトレにも種類があって、声の出し方そのものを学ぶのもボイストレーニングです。

声は誰でも出せるけど…

でも、出し方を知ると全然違うのです。

まず、声が小さい、こもる、通らない、かれる…
このあたりのことは声の出し方が上手くいってないだけなので、やり方を知ることで改善できます。

自分の声が嫌いです。
そんなお悩みもよくありますが、自分の響きを知ることで自分の声を受け入れられるようになる。というか、そんな事考えもしない自分に変わるかな。

肩凝りを治したいんです。
過去にそう言う方が本当にいました。答えとしては、改善されますよ…なのですが、その悩みでボイトレを選ぶと言う感性がすごいなーと思いましたが(笑)
肩凝りに限らず、カラダは自然に健康になっていきます。

プレゼンの時、もっと相手に伝わるように話したい
これも、自分の響きで出せるようになると、伝わり方が格段にかわりますよ。

こんな風に、ボイトレなので声に直接繋がることはもちろん変化します。
ただ、おもしろいのは実はここから先のことなのです。

ボイトレなのに、声以外も変わる

声って息の音。
この息をどう出し入れするかで声は変わります。そして、交感神経と副交感神経神経の動きも変わります。呼吸が変わる事によってその人の雰囲気が変化します。

そして、声を響かせるためにカラダをゆるめる。
大人はここが苦手です。みなさんカラダに相当な緊張がある。それはカラダの使い方だったり、固定概念だったりいろんな要素が絡みあっていきますが、それを少しずつ緩めていく。
すると、カラダだけではなく心もゆるむ。その変化がさらに声を変化をさせてくれる。緊張感がゆるむと人間関係にまで変化が現れるなんてこともあります。

ボイトレは身にまとったいらないアレコレを、一枚一枚はがしていくような作業とも言えます。

声が整うと、自分が整う


ボイトレの一番の醍醐味はこれだと思っています。
「本当の自分」って言葉をよく聞きます。本当の自分で生きるって憧れますよね。でも、そこにどうやって辿り着くのか問題…
私は長年ボイトレをしていて、声はそこへ辿り着くための入り口の一つになり得る、と強く感じています。

自分が別人にようには変わらないけど、本来のあなたに近づく。
ただの自分に戻るだけですが、自分ではないもので生きることはしんどいです。
自分に戻っていくと、生きやすくなる。
私がボイトレやって一番良かったことは、そこかもしれないです。声もストレスなく出せるようになったし、歌も歌えるようになったけど、それ以上に良かったのは生きることがラクになったこと。
こんなことボイトレで起きるとは思ってなかったので、やってよかったなーと思います。

どこまでやるかは、あなた次第

結果の振り幅が大きな、ボイトレ。
でも、多くの人がチャレンジしてこの醍醐味を味わうプロセスを楽しんでもらいたいなぁと思っています。

どこまで探求すかは、あなた次第です。

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